みんさんはこんな悩みを感じたことはありませんか?
「お金持ちになりたい…」
「なんでこんなにお金が貯まらないんだろう…」
「一生懸命働いているのに給料が全然上がらない…」
「子供の教育資金が…」
「老後資金が…」
などなど、お金に関する悩みはあとを絶えないかと思います。
では、一体なぜこのような悩みがこの社会からなくならないのでしょうか?
答えは「解決方法を知らないから」です。当たり前ですかね^^;
そこで今回は、そんなお金の悩みを抱える方々に解決の糸口になる知識を提供したいと思います。
今回は「お金にまつわる5つの力」についてです。
この記事は、
- お金の悩みや不安を抱えている方
- 自身の経済状況をどうにかしたいと考えている方
- お金持ちを目指す方法を知りたい方
- お金持ちにはならなくても良いけどお金に縛られた生活はしたくないという方
におすすめの内容となっております。
お金の悩みを解決したい方は必見です!
そもそも日本人は「お金」というものに関心が無さすぎる!
皆さんは「お金」というものについてどのような認識を持たれていますか?
「何かを買うときに必要なもの」でしょうか?
「映画に出てくるような黄金の数々」や「札束の山」なんかをイメージする方もいますかね。
遥か昔の我々の祖先は、貝殻をお金としてやりとりしていたのだとか。
ある程度の違いはあるものの、共通しているのは「お金=共通のグループ内で価値を持つもの」という認識ですよね。
この認識があるおかげで、「お金」は「お金としての機能」を果たす事ができます。
例えば、日本国内では「円」がお金として、アメリカでは「ドル」がお金として機能しています。
しかし、日本国内では「ドル」は使用できませんし、アメリカでは「円」を使って買い物をすることができませんよね?
必ず換金作業が必要になってきます。
これが「認識による価値の発生」です。
少し長くなってしまいましたが、何を言いたいのかというと、
この「認識」というものは、みなさんが
「これまでの生活を通して、見て・聞いて・体験したこと」 |
により形成されたものです。
みなさんが食べている「野菜」で考えてみましょう。
現代では人参が1本あたり、数十円で売買されていますね。
これは大体どのスーパーでも同じですし、全国どこへ行ってもほとんど変わりません。
これは、みなさんの中で「人参は大体これくらいの価値がある」という認識があるためです。
もし仮に、人参が1本数千円になったらみなさんは買いますか?
絶対に買うことはないと思います。
それはみなさんがこれまでに見てきたことや聞いてきたこと、体験したことによる認識がそうさせているのです。
もうお分かりでしょうか?
これらは誰から教わるわけでもなく、自然と生活の中で定着していった認識なのです。
まずはこの仕組みを理解しておきましょう。
もう少し踏み込んだ「お金」とは?
では、もう少し「お金」というものについて理解を深めたいと思います。
お金の認識の誤差
先ほどの話だと「みんなの認識=お金の価値」という考え方でしたね。
ですが、この「みんなの認識」というものには誤差があります。
例えば、砂漠の真ん中と南極大陸の真ん中では水の価値は全然違いますよね?
砂漠では「どれだけお金を払ってでも買いたい!」と思いますが、南極大陸では「そんなもんあってもすぐ凍るから何にもならん」と考えるはずです。
このように、広い世界で考えると「みんなの認識」にはズレが生じます。
このズレを利用したものが「ビジネス」つまり「お金儲け」というわけです。
この仕組みを知っていれば、これから出てくる「投資」や「副業」での成功確率がグッと上がります。
つまり、「お金を稼ぐ能力」に直結する考え方なのです。
お金は所詮紙切れ、重要なのは「物の価値」
お金はその認識があるところでしか価値が生まれないのは理解できたかと思います。
ここで重要なのは、「お金そのものには何の価値もない」ということです。
どういうこと?と思われた方もいるかもしれませんが、もう少し詳しく説明しますので安心して下さい。
日本はその国民のほとんどが貯金をしている貯金大国です。
これだけ聞くと素晴らしいようにも聞こえますが、実はそうでもないんです。
なぜなら、歳を追うごとに「お金の価値が減っている」からなんです。
今現在では、コンビニやスーパーのアイスは1つ大体130〜200円くらいですよね?
では10年前ではどうだったでしょうか?
アイスは1つ100円前後で購入することができていたはずです。
また、同じ100円のお菓子でも、10年前に比べて今の方が少なくなった気がしませんか?
これらは「インフレーション」通称「インフレ」と言い、お金の価値が下がる現象です。
つまりこの日本では、10年前に比べてお金の価値が下がっているということになります。
この現状を聞いて、感の良い方は気付いたかと思いますが、今と昔とでは100万円で買えるもの・できることが異なってくるということになります。
10年前の100万円は今の120万円くらいの価値があるという感じですね。
ということは銀行に貯めていた100万円は10年経って利子がついて101万円程度になっているかと思いますが、実際の価値は10年前の90万円くらいになっていることになります。
それはすなわち、みなさんが一生懸命貯めている貯金にも言えることで「どんどん価値が下がっていっている」ことになります。
だから「お金そのものには価値がない、非常に変動性が高いもの」と言ったわけです。
この状況をどうにかするためには、「お金を持ち続ける:貯金する」ではなく、「価値が変わらない・価値が上がるもの」を保有する必要があるということになります。
これが「資産を持つこと」つまり「資産形成」という考え方につながるわけです。
学校で教えて欲しかった「お金の話」
みなさんは、「お金持ちの子供がお金持ち」である理由を「たくさんお金を持っているから」だと思っていませんか?
実はそれは少し違います。確かに資産をたくさん持つことにより、お金への関心が高まるのも事実なのですが、お金持ちの子供がお金持ちになる大きな理由は、「お金にまつわる『5つの力』を受け継いでいるため」からなのです。
つまりこの5つの力を身につけることで、みなさんも「お金持ち」に近づく事が可能だということになります。
本来は、このような「お金の話」は学校で教えてもらうべき内容だと私は思うのですが、残念ながら今の日本の金融教育は先進国に比べてかなり遅れをとっている状況であり、ここまで教えてくれる学校はありません。(私が把握している範囲の話です。もしあれば教えていただけると嬉しいです。)
私自身、教員免許も持っており、教育現場を経験した事もありますが、私が考える基準の金融教育を行っている教育現場を見たことはありません。
ですが、今はスマホ一つさえあれば誰でも良質な情報にアクセスできる時代です。つまり、自分でいくらでも勉強する事が可能だという事です。
みなさんは、「学校で教えてもらえなかったから…」と諦めますか?
それとも自ら勉強することで夢を実現させますか?
このブログを読んでいただけたことは、何らかのきっかけなのではないかと思います。
その知的好奇心を今こそ自分自身のために役立てて頂きたいです。
行動するのはみなさんですよ!
日本の学校は「お金の勉強」を教えてくれない?日本と海外の金融教育について比較
ではお金の勉強の準備ができた方には、早速「お金にまつわる『5つの力』」について解説していきたいと思います。
お金にまつわる『5つの力』
そもそもお金に力という概念があるのか疑問を持つ方も多いでしょう。
「お金にまつわる力とは何でしょうか?」と尋ねられた時、多くの方は「どれだけお金を持っているか」という「経済力」を思い浮かべる方が多いかと思います。
あとはどれくらい節約できるか…などですかね。
「お金は使うものでしょ?力なんてあるわけない」と思う方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。
お金というものには、
- 貯める力
- 稼ぐ力
- 増やす力
- 守る力
- 使う力
という「5つの力」が大きく関わっています。
そしてこの5つの力を極めている人のもとへとお金が集まる様にこの社会の仕組みは成り立っています。
これは古代メソポタミア文明の時代に、黄金都市バビロンでも重要とされていたという文献が残っているそうです。
※詳しくはこちら
関連記事:バビロンの大富豪から学ぶ「黄金の7つの知恵」について|現代版7つの知恵についても解説
では5つの力についてそれぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
お金を貯める力
お金を『貯める力』とは、支出を抑えお金を蓄える力のことを指します。
要するに「どれだけ貯金する能力があるか」という事ですね。
この中に先ほどの「節約する力」も含まれているのですが、みなさんが思っている節約とは少し違います。
貯める力の有無を確かめる例として、
- 毎月かかる固定費をどれだけおさえられているか
- 余計な出費をどれだけ減らすことができるか
- 消費と浪費の違いを理解しているか
- 毎月何にどれくらいのお金がかかっているのかを正確に把握しているか
などがあります。
特に固定費に関しては、あなたの貯金が増えるかどうかを大きく左右する要因ですので、ここにどれだけ気を付けられるかが重要になってきます。
関連記事:お金を貯める力
関連記事:お金持ちになりたければ固定費に気をつけなければならない3つの理由
お金を増やす力
お金を『増やす力』とは、資産を増やす力のこと。
ここで言う「資産」とは「あなたにお金を運んでくるもの」を指します。
具体的には、株や債権、不動産、金、あとはブログのページやビジネスのノウハウなども資産に当たりますね。
増やす力の有無は、
- 株式投資や不動産投資を理解し、実践しているか
- インデックス投資を知っているか、実践しているか
- 投資と投機の違いについて理解しているか
- 資産と負債の違いについて把握しているか
- 金利と単利と複利について説明することができるか
などによって把握することができます。
関連記事:お金を増やす力
関連記事:資産と負債
関連記事:金利と単利と複利の違い
お金を稼ぐ力
お金を『稼ぐ力』とは、キャッシュフロー、つまり収入を増やす力のことです。
具体的には、給与所得や事業所得により収入を得ることが挙げられます。
お金を稼ぐ力の有無は、
- 勤め先の業界・業種・会社の規模
- 自分だけの事業を持っているかどうか
- 収入の柱を幾つ所有しているか
などによりわかります。
関連記事:お金を稼ぐ力
関連記事:お金の不安を取り除くには収入の柱を増やすべき理由について
関連記事:副業をすることで得られる10のメリット
お金を守る力
お金を『守る力』とは、自分の持っている資産を守る力のことです。
要は、自分でもコントロールできないお金の流れを持たないと言うことですね。
例えば怪しい投資詐欺に引っかかったりしない、資産にかかる税金を減らす、などがあります。
お金を守る力の有無は、
- 投資と投機の違いについて理解していること
- 自分の投資リスクを理解していること
- マネーリテラシーの高さ
などにより判断することができます。
関連記事:お金を守る力
お金を使う力
お金を『使う力』とは、有意義なお金の使い方ができるための力です。
ただ無駄にお金を使うのではなく、満足度の高いお金の使い方ができるかが重要になってきます。
使う力については、
- 価格と価値の違いを理解しているか
- 消費と浪費の違いについて理解しているか
- 自己投資をどれだけしているか
- 節約するポイントを理解しているか
などで推し量ることができます。
関連記事:お金を使う力
私は上記の5つの力が全く無かったために、なかなかお金も貯まらず、資産も所有することができませんでした。
しかしこの力を意識し出してからは、着実に貯金も資産も増え続けて生活に「はり」が生まれています。
『5つの力』を極めるためには
とりあえずお金にまつわる5つの力について知っていただいたところで、気になるのが「どうやって高めていけばいいの?」ですよね。
また、「どの力から高めていけば良いの?」と思った方もいらっしゃると思います。
私が一番おすすめしたいのは、「お金を貯める力」です。
その理由は、5つの力の中で最も実践する事が簡単で、かつ効果を実感しやすいからです。
関連記事:お金持ちになるための第一歩!お金にまつわる5つの力で最も優先すべき力は?
具体的には「固定費の見直し」から始めましょう。
私も『貯める力』を極めるべく、クレジットカードの明細や銀行の取引履歴などを一度全て確認し、毎月支払っている「固定費の見直し」から始めました。
そして明細を見て驚愕しました。
私が把握していない無駄な支出が山のようにあったからです。
それらを削っただけで、我が家の毎月の固定費は「3万円以上」抑えることができました。
みなさんもこれから実践することで同じような体験をできるでしょう。
ぜひ、試してみてください!
関連記事:お金持ちになりたければ固定費に気をつけなければならない3つの理由
まとめ
では本日のまとめです。
- 学校では「お金の勉強」は教えてくれないが、今は一人で勉強する事が可能な時代である
- お金にまつわる「5つの力」とは
- お金を貯める力
- お金を増やす力
- お金を稼ぐ力
- お金を守る力
- お金を使う力
- まず最初は「貯める力」を高めるところから始めるのが吉
以上、「お金にまつわる『5つの力』」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくださった方は、ぜひ今すぐにでも行動してほしいと願っております。
行動できる人とそうでない人の差というのは、かなり大きいんですよね。
では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。
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