こんにちは!めしーだ(@meshiida_2020)です!!
今回は経済+お金を守る編、
MLMの仕組みとマルチ商法やねずみ講との違いについて書いていきたいと思います。
この記事は、
- MLM(マルチレベルマーケティング)について知りたい方
- MLMとマルチ商法とねずみ講の違いについて知りたい方
- MLMなのかねずみ講なのか見分ける方法が知りたい方
におすすめの内容となっています。
MLM(マルチレベルマーケティング)とは
MLMとは、Multi Level Marketing(マルチレベルマーケティング)の略でで、他に
- ネットワークビジネス
- ネットワークマーケティング
- コミュニケーションビジネス
- 組織販売ビジネス
- リレーションビジネス
などといった名称で呼ばれることもある、マーケティングの一つです。
MLMの特徴
MLMの最大の特徴として、
「商品の購入者(消費者)が販売員として販売システムに参加することができること」
が挙げられます。
他に「店舗販売でなく口コミでの紹介販売である」という特徴もあります。
購入者を新たな構成員として向かい入れることで、多階層型に組織を拡大することで、商品の販売を加速させていく仕組みになっています。
ちなみに日本だけでも500社以上のMLM企業があり、2000万人以上の人が何らかの形でMLM業界に携っていると言われているのだとか…
有名どころとしては、「アムウェイ」があります。
日本でもイーオングループ、山之内製薬、カネボウ、ダイエー、ソニーなど大手企業が参入または、設立に携わっており、「三基商事」などが有名です。
現在、アメリカの大学では1つのマーケティングの形態として紹介されており、日本でも早稲田大学の一般ビジネススクールでMLMに関する講義が開催されているそうです。
MLMとマルチ商法とねずみ講の違い
世間でよく聞くのは、
- マルチってねずみ講のことだよね?
- 違法?
- 詐欺?犯罪?
- 儲かるのは上層部だけでしょ?
という意見ですが、いくつか誤解がありますのでその違いについて解説します。
結論から言うと、
- MLM=マルチ商法・・・合法
- ねずみ講・・・違法
という分け方ができます。
MLM=マルチ商法
上記を見て気づいた方もいると思いますが、MLMとマルチ商法は一緒です。
これら2つは、「連鎖販売取引」と呼ばれており、
具体的には、以下のような条件(特定商取引法)を全て満たす販売形態のことを指します。
- 物品の販売(または役務の提供等)の事業であって
- 再販売、受託販売もしくは販売のあっせんをする者を
- 特定利益(紹介料や販売マージン、ボーナス等)が得られると誘引し
- 特定負担(入会金、商品購入費、研修費等の名目で、何らかの金銭的な負担)を伴う取引をすること
ざっくり説明すると、「物品の販売」が目的であり、「法律上認められている」ということです。
ですので、MLMをやっている方から「うちはマルチ商法じゃないよ」と言われても信用しないでくださいね。大体理解していない方ですから。
何をしているかわかっていない方にお金を預ける行為は危険すぎるので気を付けましょう。
ねずみ講
ねずみ講は別名「無限連鎖講」と呼ばれています。
上記2つとの大きな違いは、
- 金銭の受け渡しが目的である
- 違法である
この2点になります。
それ以外にも、
- 金銭のやり取りだけで、商品が介在していない
- 寄付、入会金、会費など様々な呼び名で、現金のみ集めている
- 個人との間で金銭のやり取りが存在する
- 会員の募集だけを進め、会社としてのビジョンや計画性が一切ない
といった特徴もあります。
ちなみに、ねずみ講は特定商取引法により禁止されています。
現金のやり取りだけが目的ですので、永遠に会員を集めなくては破綻してしまいます。
最初に始めた人だけが儲かり末端の会員は損をし、最後は機能しなくなります。
見分ける方法
では最後にMLMとねずみ講の違いを見分ける方法について解説します。
ポイントは3つ、
- 商品が存在する(金額相応の価値がある)かどうか
- 企業としてのビジョンや計画性がしっかりしているか
- 紹介している人がお金の事しか話していないか
です。
MLMで有名な「アムウェイ」では、サプリメントなど健康食品が商品として有名ですね。
口コミなどをみると、サプリメントとしての効果はしっかりありそうなので、一応は価値があると判断できそうです。
紹介記事を貼っておきますね
企業としてのビジョンや計画性については、ホームページや会社概要を見てみると良いと思います。
ひどい場合はホームページがないところもあったりするので気になったら検索してみましょう。
また、紹介者がお金の話しかしていない場合も気を付けましょう。
ねずみ講の場合は商品がないため、紹介側は紹介ボーナスでお金を得る事しか考えていません。
「この商品は…が良い」ですとか「試しに使ってみて、よかったら買ってみて」などといった勧誘であればまだ検討の余地ありですが、「○円払えば…」などといった話題から話してくる場合は疑った方が良いですね。
まとめ
では本時のまとめです。
- MLMとマルチ商法は同じ「連鎖販売取引」で合法
- アメリカや日本でもマーケティングの手法として紹介されている
- ねずみ講は違法
- 見分けるコツは「商品があるか」「会社がしっかりしているか」「紹介者がお金の事しか考えていないか」
- お金を守る力をしっかり身につけ備えよう
実際にMLMで儲けている企業はありますが、やはり風評被害を避けるために「マルチ商法」という言葉は避けている傾向にあるようですね。
アメリカなどではマーケティング手法の一つとして浸透しているようなので、日本でもしっかりとしたMLM企業が出てくれば、また違った見方になるかもしれませんね。
以上、MLMの仕組みとマルチ商法やねずみ講との違いについてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、
閲覧ありがとうございました。