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歴史的瞬間!?サーキットブレーカーについて

こんにちは!

めしーだです!!

今回は経済編、米国市場で発動したことが話題になった

サーキットブレーカーについて書いていきたいと思います。

今回起こったことについて

現状何が起こったのかざっくり説明したいと思います。
(まだまだ勉強不足でしっかりと説明できなかったらすみません)

兼ねてより猛威を奮って世界経済へ打撃を与えていた新型コロナウイルスの感染拡大に加え、原油価格の急落を受けた週明けのダウ平均株価は急落して始まり、下げ幅は一時2000ドルを超えました。

S&P500は取引時間中に7%超下落、すべての株式売買を一時中断するサーキットブレーカーを発動しました。

過去最大の値下げ幅を記録したとともに、2013年に新ルールが設定されて以来初のサーキットブレーカー発動となり、歴史的な瞬間となりました。

サーキットブレーカーとは

サーキットブレーカーについてざっくり説明すると、株式市場において日経225などの指数に想定外の価格変動が起きたとき(主に大暴落時)、値幅を制限したり取引を強制的に中断するという形で対応するのがサーキットブレーカーです。

ちなみに今回のケースで言うと、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が選んだ500銘柄の時価総額をベースに算出される株価指数である「S&P500」が急落したことにより発動されました。

S&P500は、アメリカ株式市場全体の指標と思っておいてください。
※S&P500が前日の終値に対して7パーセント下落すると、取引が15分停止します。その後、再開しますが13パーセントの下落で再び15分停止、そして20パーセント下落すると、その日の取引がストップとなります。

サーキットブレーカーはなぜ必要なのか

投資家の立場になってイメージしてみて下さい。

ある日突然、PCの画面を見ると自分の持っている株の価値がどんどん下がっていきます。

せっかく買った株が紙切れ同然になる前に、損切りや利益を確定させようと考えれば売りに走りますよね?

同じようなことを他の投資家も行うため、売り注文が殺到します。すると、売りが売りを呼び、株価は相場を逸脱して下げ止まらなくなる恐れがあります。

そのため、取引が過熱化してきた場合、事態を沈静化させるために一旦停止し、市場関係者に「頭を冷やす」時間を与える仕組みになっています。

これがサーキットブレーカーが必要な理由です。

おもな発動事例(日経225の場合)

日経225先物取引におけるサーキットブレーカーの発動は、これまでに4回ありました。以下の通りです。

  1. アメリカ同時多発テロ
  2. リーマン・ショック
  3. 東日本大震災
  4. アベノミクス・株価暴落

1については、テロによりアメリカ国内の取引市場がすべて中止になった影響を受け、株価が大きく値下がりしました。

2については、リーマン・ブラザーズの経営破綻を受けて、アメリカの金融システムの不安が大きくなり、先物を中心に大きく買われる動きになりました。

3については、東日本大震災の影響で売り優勢になり、取引を中断。
翌日、福島第一原発事故について、菅首相から国民へのメッセージが送られたが、さらに売り優勢となり、初めて2回取引を中断しました。

4については、安倍政権が打ち出した金融緩和政策により、急激に円安・株高が進んだものの、その後、2週間で3000円近くも株価が大暴落し、中断となりました。

いずれも災害や大事件が起こった時にサーキットブレーカーが発動しています。

個人投資家がこれからすべきこと

昨年だけで、10%以上の利益を出してきたS&P500ですが、今回の件で一気にマイナスになった方も多いのではないかと思われます。

私の記事を参考に、インデックス投資を始めた方や積み立てNISAを始めた方もかなり困惑されるでしょう。

ではこれから個人投資家はどのようにしていけばいいのでしょうか。

私がこれまで学んだことから言えるのは次の2点です。

  • 今が底だと思って資金全投資をするのは愚策
  • インデックス投資は鬼ホールドした方が成績が良かったりする

兎にも角にも今回の荒波を乗り越えることができた投資家は、必ず将来自分の資産を築くことができると思います。

一緒に乗り越えていきましょう!

過去の記事も参考にしていただけると幸いです。

まとめ

では本時のまとめです。

  • 米国市場で新ルール設定以来、初のサーキットブレーカー発動
  • サーキットブレーカーとは取引過熱化の際に、投資家の頭を冷やす時間を作るための仕組み
  • 日本では災害急の事件が起こった際に発動している
  • 暴落が起きようが何が起ころうが、投資の軸はぶれないようにしよう

一つでも多くお金の知識を増やして、様々な事態に対応できるようになりたいものです。

以上、サーキットブレーカーについてでした。

このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、
行動をおこす方が増えたら嬉しいです。

では今回はこの辺で、
閲覧ありがとうございました。



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