前回の記事では、賃貸物件で家賃を下げる方法について解説しました。
関連記事:賃貸物件で家賃を下げる方法
その中で家賃ではないですが、月々の負担を減らす手段の一つとして火災保険料を下げるという方法を紹介させていただきました。
そこで今回は、実際にどのように保険料を下げれば良いのか詳しく解説したいと思います。
こんにちは!めしーだです!!
今回はお金を守る編「賃貸物件で火災保険料を下げる方法」についてです。
この記事を読むことで、
- 賃貸物件で火災保険料を下げる方法
について知ることができます。
火災保険は見直すことができる!
実はあまり知られていませんが、火災保険は見直すことができます。
そもそも火災保険って何?と思われた方はこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。
関連記事:火災保険って何?必要か不必要かについても解説!
みなさんが賃貸物件や一戸建てに棲む際に、不動産会社が紹介した会社で当たり前のように入っている火災保険ですが、実はこれは必ずその保険会社で契約する義務はないのです。
なぜ見直す必要があるの?
ではなぜ見直した方が良いのか。
それは「不動産会社の方で紹介された保険はほぼ100%余分にお金を取られている」からです。
保険の仕組みは本来、
- 私達→契約・支払い→保険会社
- 私達←保障←保険会社
となるのが普通です。
しかし、不動産会社の紹介で入ると、上記に加え、
- 私達→手数料→不動産会社
- 不動産会社←紹介料←保険会社
という無駄な工程が発生しているのです。
不動産会社を通して契約するだけで、本来必要ないところにお金を払うことになるわけですから、見直した方が良いというわけです。
微妙な保障しかついていない場合も
また、保険によっては中途半端な保証しかついていない場合もあります。
例えば、火災が起きた際、建物もしくは部屋の修繕には保険料が出ますが、中にある家財(テレビなど)には適用されないなどです。
大家としては、部屋が元どおりになってくれれば問題ないと考えている方もいるので、もし自分が今入っている保険の保障範囲が極端に限定されている場合は、すぐにでも見直すことをお勧めします。
火災保険料を下げる方法
では早速、火災保険料を下げる方法について解説していきましょう。
方法は至ってシンプルです。
- 新しい火災保険を契約
- 今入っている火災保険を解約
これだけでOKです。
最初は不動産会社紹介の保険に入った方が良いかも
上記の手順が面倒で、「初めから別なところで入ればいいじゃないか」と思われた方も少なくないはずですが、これはあまりお勧めできません。
なぜなら、不動産会社はそこでの儲けを考えた上で我々に物件を紹介しているからです。
人気のある物件の場合、我々が入らなかったとしてもすぐにその知識がない入居希望者が現れますので、そちらの客をターゲットにすることも考えられます。
そうなると契約自体が難しくなる場合がありますので、初めは大人しく紹介された保険会社で入っておく方が良いでしょう。
保険料は返ってくる
ここを心配に思っている方は多いと思います。
ですが安心して下さい。
入居時に1年分など、まとめて支払いをしていることが多いですが、解約日より先の分の保険料は日割計算で返金されますの解約しても大丈夫です。
注意点1:無保険状態に気をつけること
火災保険を見直す際、注意点があります。
一つ目は「無保険状態」にしないことです。
要は「先に解約だけして後から新しい保険を契約する」ことは絶対にしないという意味ですね。
賃貸物件の契約書には、「火災保険の加入」を条件に入れているところがほとんどです。
そのため火災保険を変えること自体は問題ないですが、無保険状態を作ってしまうと契約違反となり最悪追い出されてしまうこともあり得ますので注意しておきましょう。
ただ、基本的に上記の手順通りに行えば問題ないです。
注意点2:大家・不動産会社指定の保険に入らなければならない物件もある
2つ目は場合によっては「大家さんもしくは不動産会社が指定した保険に入ること」が入居条件の物件もあります。
その場合は火災保険の切り替えができませんので、もしこれから変えようと考えていた方は契約書を見返してみましょう。
ただ、基本的にはそのような条件を盛り込んでいる物件は少ないです。
火災保険見直しQ&A
見直した方が良いのはわかったけど、いろいろ不安が…という方のためにQ&Aコーナーを設けてみましたので、参考にしてみて下さい。
Q.火災保険の見直しって違法にならないの?
A.なりません。そもそも契約書に記載がない場合、不動産会社の紹介した保険会社で入る義務はないのです。
Q.契約時に「別の保険会社を考えている」と伝えても良い?
A.あまりお勧めはできません。万が一それを理由に契約を断られたり、その後の付き合いが悪くなる可能性も考えられますので、契約時は大人しく勧められたところで入った方が良いでしょう。
Q.どの保険会社を選べばいいの?
A.今はネットで契約できる保険会社がたくさんありますので、そこで調べてみると良いでしょう。
おすすめというわけではないですが、ちょっとした事故による家財の破損なども保障してくれる保険に入ることをお勧めします。(どちらかと言えば火事よりもこちらの発生頻度の方が高いため)
まとめ
では本時のまとめです。
- 火災保険は見直すことができる
- 不動産会社の紹介で入った保険はほぼ100%多く金を取られている
- 乗り換える際には契約書の確認と無保険状態に気をつけること
以上、「賃貸物件で火災保険料を下げる方法」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で失礼します。
閲覧ありがとうございました。