5分で読書することは可能なのでしょうか?
以前「本を読む」ということは「未来の自分への投資である」というような紹介をしました。
参考記事:お金持ちになりたいなら意識しよう!お金持ちに共通する習慣5選
お金持ちの方は読書をするという習慣があるという話です。
この習慣を真似しようと、多くの方が読書に挑戦するかもしれません。
ですが、「なかなか進まない、読み終わらない」という問題が発生している方も少なくはないと思われます。
そして、読書への意欲が薄れ次第に本を読まなくなってしまう…なんてことになりかねません。
そこで今回は1日5分からでもできる短時間で本を読む方法について紹介したいと思います。
今回は学習効率化編「隙間時間で効率よく本を読む方法」についてです。
この記事を読むことで、
- 1日5分でも本を読んだ方が良い理由
- 隙間時間で効率よく本を読む方法
についてわかります。
1日5分でも本を読んだ方が良い理由
日本の社会人は勉強しなさすぎ!?
サラリーマンの1日の平均勉強時間は約6分と言われているそうです。
とはいえ、自分の周囲に毎日のように勉強している社会人の方はそうそういないはず。
つまりそれは、「全く勉強していない人」が多数存在し、「すごく勉強している人」は少数であるためにこのデータになっているともとれます。
逆に言えば、勉強さえすれば一般的な他の人を容易に越すことができる可能性が高いということです。
だからこそ、1日5分でも読書をした方が良いのです。
習慣の力を味方につけることができる
もし仮にあなたが休日に6時間暇な時間があったとして、そのうちの何時間を読書に充てることができますか?
おそらく0時間でしょう。
それはあなたの中で読書というものの優先順位が低くなってしまうからなのです。
よくある「せっかくの休みで時間があるんだから〇〇したいなー」という発想です。
しかし、食事前の5分を読書の時間として毎日継続し習慣化していれば、休日も同様にこなすことができます。
1週間でトータル35分の読書の時間をとることができますね。
朝食・昼食・夕食前のルーティーンにしてしまえば、3倍の105分です。
そもそも当たり前になっているので、優先順位も何も考えずに行えますよね。
隙間時間で効率よく本を読む方法
では実際に短時間でも本を読むことができる方法について紹介していきたいと思います。
短時間読書テクニック(インプット)
目次はしっかり見る
本を読むとき、目次を飛ばしたりあまりよく確認せずに読んでいませんか?
それは読書する上でのNG行動です。
目次には村ほんの大まかな内容が書かれています。
それらを見ることで、大体自分が欲しい知識がどのあたりにあるのか目星をつけることができるのです。
この後に紹介する上手な速読をするためにも、目次はしっかり読みましょう。
速読する(読むではなく見る)
前提として、ゆっくり1回読むより早く3回読む方が記憶の定着率は良いとされています。
先に全体を見ておくことで、把握しやすくなるという理屈です。
森→木→葉の順に見た方が、どこにどんな葉っぱがあったのか覚えやすいということです。
(先に葉っぱから覚えても、どの木についていて、どの辺に生えていたか思い出すのが困難です)
ポイントは、「読む」のではなく「見る」ことです。
1文1秒で読むくらいのつもりでやってみてください。
もちろん頭の中で黙読することも、声に出して音読するのもNGです。
(スピードがガタ落ちしてしまいます)
最初は難しいかもしれませんが慣れると案外入ってくるものですよ。
飛ばして読む
本を読んだ時に一番起こりがちな勘違いが、「本の内容を把握するためには全文読まなければならない」です。
本の中身は、自分が欲している知識の他に筆者の思いや知識の裏づけとなるデータなども含まれています。
結論だけ欲しい場合は、それらは飛ばして読んで構いません。
早く読むためには、気になるところを重点的に読み、飛ばしても良いポイントは飛ばして読むということが必要になってきます。
飛ばしても良いのは「結論以外の場所」といったところですかね。
結論だけ見てもわからなければその前の部分も合わせて確認するくらいで丁度良いです。
どうせ数回読みますからね。
記憶の定着で最も重要なのはアウトプット
ここまでは、インプット、つまり知識の詰め込みの方法です。
ですが、本の内容を記憶できるかどうかは実はアウトプットの方が重要なのです。
アウトプットの方法は様々ですが、誰かに話す、メモを取るなどが一般的です。
参考記事:記憶に残る本の読み方
また、速読する→本の内容を思い出す、というプロセスを1日に必ず入れるようにすると記憶の定着率が向上しやすいです。
読書におすすめの隙間時間
これから隙間時間読書を始めようと考えている方に、おすすめしたい隙間時間を紹介したいと思います。
それは、
- 就寝前
- 起床後
- 食事前
- 通勤時
- 仕事の休憩時間
です。
通勤時は、送迎やバス、電車の利用が前提ですのでできる方とそうでない方がいらっしゃるかと思います。
仕事の休憩時間は、最初の5分を読書に充てれば脳の切り替えにも効果的なのでおすすめです。
寝る前後や食事の前後は習慣化しやすいです。
また、習慣化が進むと読書のために決まった時間に食事や睡眠を取るようにもなるので規則正しい生活ができるようになりますよ!
まとめ
では本時のまとめです。
- 1日5分でも本は読んだ方が良い
- 記憶の定着率はじっくり1回<早く3回
- ルーティーンに組み込むことで生活習慣も改善可能
以上、「隙間時間で効率よく本を読む方法」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。