将来自分の身に何かあった時にと入っている方も多い「生命保険」ですが、その仕組みや必要性についてはご理解されていますでしょうか?
知らずに入っているのであれば大問題ですよ!
今回はこれから生命保険に入ろうか悩まれている方、よくわからないまま生命保険に入っている方のために、「生命保険」と言うものが何なのかしっかりと解説していきたいと思います。
人からすすめられて、興味はあるけど正直どうなのかな…と悩まれている方もこの記事を読んで是非勉強していって欲しいと思います。
こんにちは!めしーだです!!
今回は保険編「生命保険」についてです。
この記事を読むことで、
- 生命保険とは
- 生命保険の必要性
について知ることができます。
生命保険とは
保険とは大勢の人が保険料を負担し合い、その中から「もしも」が起こってしまった人に、保険金や給付金を支払う仕組みのことでしたね。
その「もしも」の中には、死亡や生きている間に病気にかかるリスクが含まれますが、生命保険は、「死亡」という万が一に備えるための保険です。
(この辺はみなさんご存知かと思いますが…)
ちなみに、一般的な認識として生命保険は「死亡」した場合のみに支払われるものと思われがちですが、年金タイプのものなど死亡しなくてもお金を受け取れるものも存在します。
生命保険の種類
では生命保険にはどのような種類があるのかもう少し詳しく見ていきましょう。
死亡保険
死亡保険は、保険の対象者(以下被保険者)が死亡、または約款に定められた高度障害になったときに保険金が支払われる保険です。
主に保証期間から「定期保険」と「終身保険」に分けられます。
定期保険
定期保険は保障の期間が決められている保険です。
決められた期間が過ぎて生存していた場合は、保険金は支払われず、かけた保険料は戻ってきません。
いわゆる「掛捨て保険」と呼ばれるものですね。
特徴としては保険料が安く、大きな保障を得られるといったものがあります。
終身保険
終身保険は保険期間が一生涯、つまりずーっと保障される保険です。
死亡したら保険金が必ず支払われるため、保険料の一部を積立てることができます。
これがいわゆる「貯蓄型の保険」というやつですね。非常にヤバい保険です…
詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:「お金が増える」に騙されるな!貯蓄型保険の仕組みと損する理由
特徴としては、保険料は定期保険より高めで、保障額も少し控えめなところがあります。
(あくまで同じ保険料の掛け捨てタイプと比べた場合ですが…)
生存保険
生存保険は、被保険者が保険期間満了後に生存していた場合に保険金等が支払われる保険です。つまり、生きていても保険金がもらえる保険ですね。
商品名として有名なのは「学資保険」や「個人年金保険」といったものですね。
混合タイプ
保険商品の中には、死亡保険と生存保険が組み合わされた保険も存在します。
被保険者が保険期間内に死亡、または約款に定められた高度障害になったときに死亡保険金が支払われ、保険期間満了後に生存している場合に生存保険金が支払われるといった保険です。
代表的な商品として「養老保険」があります。
特徴としては、死んでも保険金がもらえる、生きていても保険金がもらえるという夢のような保険に聞こえますが、実際は上記2種をk組み合わせただけのものなので、私個人としては全くおすすめできない保険となります。
生命保険の必要性
では生命保険の特徴について理解したところで、これからのあなたにとって生命保険は必要なものかどうか判断してみて下さい。
必要でしょうか?それとも不要でしょうか?
まだ判断がつかないという方のために、生命保険にまつわるリスクリターンについて少し紹介しつつ、生命保険の必要性について解説したいと思います。
生命保険が必要になるケース
生命保険が必要になるケース、それは、あなたが死亡してしまった時に、経済的負担を抱える人がいるかどうかで判断します。
つまり、養う人やお子様がいる場合のみに生命保険が必要となるというわけです。
例えば、子供のいない夫婦の場合、あなたが死亡してしまったとしても残された方は自力で生活していくことが可能ですよね?
しかし子供の場合は別です。
学校にもいかなければならず、自力で生活費を稼ぐことも難しいでしょう。
こういった場合に生命保険は力を発揮するわけなのです。
将来に備えるための生命保険は不要
将来まとまったお金が必要になるから…と終身保険を検討する方は非常に多いです。
また、保険の営業マンの方もそれを誘い文句に様々な商品に入れようとしてくるでしょう。
ですが、保険はあくまで「万が一」に備えるためのものです。
そしてそのためにこそ真の価値を発揮するのです。
つまりどういうことかというと、「将来に」備えるための手段に保険は最適ではないということです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
関連記事:教育資金は貯金だけでなく投資も使って備えた方が良い理由
まとめ
では今回のおさらいです。
- 生命保険は「死亡」に備える保険
- 必要なのは養わなければならない人がいる場合のみ
- 将来に備える手段としての保険はイマイチ
以上、「生命保険」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で失礼します。
閲覧ありがとうございました。