自分の子供にはお金に困らない生活をして欲しい…
そう考えるのは親としてはごく自然なことですよね。
そしてできればお金に関する勉強を教えてあげたいのではないでしょうか?
そこで今回は、誰でも簡単にできる「お小遣いシステム」を使った金融教育の方法について紹介したいと思います。
こんにちは!めしーだです!!
今回は教育編「お小遣いでお金の勉強をする方法」についてです。
この記事を読むことで、
- 子供の内からお金の勉強をするメリット
- 子供の金融教育にもなるお小遣いのあげ方
について知ることができます。
子供の頃からお金の勉強をするメリット
自分の子供には「お金の勉強」ってやらせた方がいいのでしょうか?
特にこれからの時代は知っている人だけが得をするようになります。
そこでお金の勉強をする「4つのメリット」について紹介しましょう。
子供の頃からお金の勉強をするメリットは以下の4つです。
- お金への関心が高まる
- お金を貯める力が身につく
- お金を守る力が身につく
- お金を使う力が身につく
一つずつ解説していきます。
お金への関心が高まる
何事においてもそうだと思いますが、興味があるものとないものとではそのものに関する知識の定着度、つまり覚えやすさが段違いに違います。
好きなアイドルグループのメンバーはすぐに覚えられるのに、全く興味がない政治家の名前はいつまでたっても覚えられないのと同じ理屈です。
そして、これからの社会においてお金の不自由なく生活していくためには少なからずお金に関心を持ち、勉強する必要性があるのです。
そういった意味でも子供の頃からお金の勉強をしておくことはとてもメリットのある行動と言えるでしょう。
お金を貯める力が身につく
子供の頃からお金の勉強をすることで、お金にまつわる5つの力の中で最も重要である「お金を貯める力」が自然と身につくようになります。
小さい頃から貯めることを覚えておくことで、大人になってからも余裕を持って資産を形成することができるようになるでしょう。
参考記事:お金持ちになるための第一歩!お金にまつわる5つの力で最も優先すべき力は?
お金を守る力が身につく
お金を守る力とは「お金関係で騙されない力」のことです。
特に、子供の頃はあまりよく考えずに物の貸し借りやお金の貸し借りを行い、「物を無くす」「貸したお金が返ってこない」などのトラブルに巻き込まれやすいです。
この力を身につけておくことでそういったトラブルからも未然に自分を守ることができるようになるのです。
参考記事:お金を守る力
お金を使う力が身につく
小さい頃からお金の勉強をすることで、「価格と価値の違い」や「何に対してお金を払うのが良いのか」という判断が正確にできるようになります。
つまり上手にお金を使う力が身につくということです。
そしてお金を上手に使えるということは「自分に投資する力」もどんどん身につくということでもあります。
それにより将来お金を稼ぐ力を向上させることにつながるのです。
参考記事:お金を使う力、価格と価値の違い|お金を使う力を身につけよう!
労働収入の勉強ができるお小遣いのあげ方
では早速お金の勉強にもなるお小遣いのあげ方について紹介していきたいと思います。
まず最初に労働収入の勉強ができる方法です。
アルバイト型お小遣い方式
やり方
- 皿洗いや掃除といったお手伝いなどに対してポイントを設定する
- それぞれの労働対価としてポイントを貯めていく(シールなどで表に貼っていくのもOK)
- 貯めたポイント分だけ月末にお小遣いをあげる(1ポイント=100円など)
注意点
- お小遣いは必ず月末に(ポイントの蓄積が重要)
- 労働は人のためになることや人がやりたがらないことを高ポイントに設定すると良い
個人事業主型お小遣い方式
やり方
- 自分にしかできない事業を考えさせ立ち上げさせる(マッサージなど、得意分野である程よい)
- 価格設定をさせる(1回10分で100円など)
- 仕事に応じてお小遣いを支払う(事業が優れていれば優れているほど利用してもらえる)
注意点
- 今度は利用直後にお金を支払うこと
- 本当に利用したいサービスだけ利用するようにする(顧客のニーズを理解させる)
- 適正な価格設定に誘導する(ちょっと高いかな…などの言葉かけ)
- 宣伝も自分でやらせる
複利の勉強ができるお小遣いのあげ方
続いて複利の勉強ができる方法です。
配当型お小遣い方式
やり方
- 最初に10万円を手渡す
- 毎月のお小遣いは月頭に持っている金額の0.5%を支払うと伝える(10万なら月500円)
- どうしても必要なお金と思うものについては経費として別に請求させる
注意点
- おそらく最初の10万円をすぐに使い出すでしょうが、ルールにきっちり則ってお小遣いをあげること
- 経費を認めるかどうかの基準はどれくらい必要なのかをしっかりプレゼンできたかどうかで判断
- しっかりと複利の仕組みを理解し増やせるようになっていたら、元本にお年玉などを加えることを許可するなどのルールを追加する
利息型お小遣い方式
やり方
- 1年目は毎月500円からお小遣いスタート
- 1年毎に貯めている額×5%の利息をボーナスとして加算する
- どうしても必要だと思う出費については経費として申告する
注意点
- 利率は高くなり過ぎないように1〜5%の範囲で
- 経費については先ほどと同様
- しっかり増やす力が身についていると感じたらお年玉を元本に加えることを許可する
楽しく学習しながらお金に関する力を身につけさせよう
この学びの重要なところは、学び=難しいこと・嫌なことではないと思わせるところにあります。
お小遣いという子供なら誰でも喜ぶイベントを利用して、楽しくお金の勉強をするというところにポイントがあります。
ぜひお子さんと一緒にお金の勉強を楽しんでみてください。
以上、「お小遣いでお金の勉強をする方法」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。