コロナショックの影響もあり、今後の経済に不安を抱える時代となりました。
みなさんの中には、自分でなんとか解決できないかと投資に興味を持ち始めた方もいらっしゃるかと思います。
コロナ給付金で10万円が手に入ることもあり、後押しとなっているようですね。
そこで投資についてある問題に直面したのではないでしょうか?
それは「いくらから始めるのが良いのか?」です。
なんの知識もなくいきなり10万円を一つの投資商品に注ぎ込んでしまうのは不安ですし、損失を抱えてしまう可能性の方が高そうですよね。
そこで今回は、投資を始めるならいくらからが良いのかについて解説していきたいと思います。
今回は投資編「投資はいくらから始めるのが良いか」についてです。
この記事を読むことで、
- 投資に興味があるがいくらから始めれば良いか
- 小額投資に意味があるのかどうか
について知ることができます。
では早速紹介していきます。
小額投資は意味がないのか?
投資について調べると「小額投資は意味がない」という記事を見かけたりします。
例えば1万円株を買ったとして、配当が1%だった場合、年間の配当金は100円です。
確かに100円しか増えないのであれば、小額投資をしたところで意味はないと考える方もいるでしょう。
では本当に小額投資は意味がないのでしょうか?
【結論】小額でも投資することに意味はある
結論から言うと小額投資することに意味はあります。
その理由について説明します。
まず小額投資には3つのメリットがあります。それは以下の通り、
- 投資の経験値を積み重ねることができる
- 小額でも不労所得を得ることに意味がある
- 複利の力を利用すればいずれは巨大な資産となって返って来る
投資の経験値を積み重ねることができる
誰でも最初は初心者です。
そして初心者がいきなり大金を運用したところで、結果がついて来ることはないですよね?
まずは小額からでもどんどん投資経験を積むことで、いずれ大きな金額を運用することになったとしてもしっかり対応することができるようになるのです。
小額でも不労所得を得ることに意味がある
不労所得とは、家賃収入や配当金など一切の労働を伴わずに得られる収入のことをいいます。
みなさんが普通に生活していて不労所得を得ることはなかなかないのではないでしょうか?
たとえ小額であったとしてもその不労所得を得るという経験をすることで、その後の投資へのモチベーションが上がるようになるはずです。
記念すべき配当金生活の第一歩を踏み出すのです。
複利の力を利用すればいずれは巨大な資産となって返って来る
複利についてはこちらを参照してください。
金利と単利と複利の違い
例えば毎月100円を年利5%で30年間運用したとします。
すると、ただ貯金するだけでは36000円にしかならないのが、83226円になります。
(楽天証券「積立かんたんシミュレーション」より算出)
100円でこれですから、1000円ならその10倍、10000円運用できればその100倍の資産を手に入れることができます。
複利の力を使うことで自分の資産を倍にすることも夢ではないのです。
上記の理由からも小額であろうがどんどん投資をして行った方が良いということになります。
投資はいくらから始めるのが良いか?
小額投資は意味があることが理解できた上で、早速本題のいくらから始めるのが良いかについて解説したいと思います。
これから紹介するのはあくまで「無理のない範囲で投資をする」という条件での話です。
また、「これじゃなきゃダメ」という押しつけではないことをあらかじめご了承ください。
【結論】余剰資金で始めるのが良い
結論から言うと「余剰資金で始めるのが良い」ということになります。
つまり人それぞれベストな金額は異なるということです。
なお月33000円までであればつみたてNISA口座で非課税(税金がかからない)運用ができるのでおすすめです。
余剰資金とは
余剰資金とは、「毎月の収入ー支出」で計算することができる、いわゆる「何にでも使えるお金」です。
例えば収入が20万、支出が15万の人は余剰資金は5万円ということになります。
余剰資金がない場合はどうすれば良い?
「いつもギリギリで生活しているからそんなお金はない」という方はどうすればよいのでしょうか?
そんな方はまず、月々の固定費を見直して余剰資金を生み出すところから始めましょう。
固定費の見直しについてはこちらを参考にしてみてください。
今すぐ出来る!本気でお金を貯めたいなら「稼ぐ」よりも「減らす」ことに注力するべき理由
そして生み出された余剰資金を投資に回すことで、これまでの生活水準を一切下げることなく投資をすることができるのです。
始め方について
最後に始め方についてですが、これから始めるのであればつみたてNISAによる積立投資で始めるのがおすすめです。
方法等については過去の記事で紹介していますのでこちらを参考にしてください。
兎にも角にも始めないことには意味がありません。
まずはこの記事を読んだ直後(もしくは今すぐ)に証券口座の開設をするところから始めましょう。
(人間はやろうと決めてから時間が経てば立つほどどんどんモチベーションが下がってしまいます)
詳しくはこちらで紹介しております。
まとめ
では本時のまとめです。
- 小額投資でも十分意味はある
- 投資は余剰資金で始めるのが良い
以上、「投資はいくらから始めるのが良いか」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。