以前、県民共済のメリットやデメリットについて紹介させていただきました。
その際、保険の本質について解説した上で「県民共済は、必要資金を貯めるまでのつなぎとして利用するならコスパは良い」と紹介しました。
詳しく知りたい方は先にこちらの記事を読んでおくことをおすすめします。
関連記事:必要な保険とそうではない保険について|保険の仕組みも解説
そこで今回は、本当に必要だと感じこれから県民共済入りたいと考えている方に向けて、「県民共済の入り方について画像付きでわかりやすく解説したいと思います。
こんにちは!めしーだです!!
今回は保険編「都道府県民共済の入り方」についてです。
この記事を読むことで、
- 都道府県民共済の入り方
- インターネット申し込みのやり方
について知ることができます。
都道府県民共済とは?
「都道府県民共済(通称:県民共済)」とは、非営利団体の全国生協連が「助け合いの精神」にもとづき運営する保険事業です。
「もしものことがあったときに困っている人をみんなで支え合いましょう」という意志のもと、みんなで助け合うことを目的に作られた保険と言えます。
都道府県民共済の特徴
特徴としては、
- 掛け金がお手頃(1000円〜4000円程度)
- 割戻金という返金制度がある(使われなかった分が一部戻ってくる)
- 保障の範囲が広い
- 審査に通りやすい
- 70歳以降の方は新規で入ることができない
といったことが挙げられます。
メリットやデメリット、保証期間や内容などもう少し詳しく知りたいという方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
申し込む前に…
申し込みを行う前に何点か確認しておくことで、よりスムーズに手続きを進める事ができます。
手間かもしれませんが、考えながら申し込みをすると本来の目的からそれたプランを申し込んでしまうなどの問題が発生してしまう可能性があるので、しっかり確認しましょう。
申し込むプランは決めておく
事前に、
- 被保険者の年齢
- 被保険者の健康状態
- 毎月の掛け金の予算
- 保証の範囲
を確認し、申し込むプランを決めておきましょう。
例えば茨城県民共済では、
このように入院保障と死亡保障がセットになった総合保障型というタイプがあり、月々の掛け金により保障内容が変わってきます。
もしもの時にどれくらいの保障が必要なのか、よく考えて決めると良いでしょう。
おすすめは入院保障2型
ちなみに私が紹介した使い方である「もしもの時に備えて必要資金を貯めるまでのつなぎ」として利用するならば「入院保障2型」をおすすめします。
こちらは、
- 月掛金2000円
- 入院保障10000円/日
- 通院保障1500円/日(14日以上から)
- 手術の一時金2.5〜10万円
と、少ない掛金で怪我や病気の際の入院などの保証をしてくれるプランです。
死亡保障については掛け捨て型の生命保険の方がコスパが良いので、医療保険がわりに利用するのであればこちらのプランの方がコスパが良いと言えるでしょう。
特約は絶対つけない!
上記の保障型に更にいろいろ特約をつけることで保障を手厚くする事ができますが、それは元々の目的からそれてしまっているので、今回はつけないでおきましょう。
何度も言いますが「県民共済はあくまで必要資金が貯まるまでのつなぎ」であることを覚えておきましょう。
都道府県民共済の入り方(郵送での申込み)
では実際に都道府県民共済に入るための申し込み手順について紹介したいと思います。
県民共済の申し込みには、
- 郵送での申し込み
- インターネットでの申し込み
があります。
まずは郵送での申し込み方法について紹介します。
郵送申し込みのメリット
郵送での申し込みをするメリットは以下の通りです。
- ネットで記入方法を調べながら書くことができる
- インターネット環境がない場合でも申し込みができる
- 通信速度が極端に遅い方にとっては郵送の方が楽な場合も
- パソコンやスマートフォンでの入力が苦手な方にとっては郵送の方が簡単
申し込み手順
まずは全国生協連の公式サイトに移動。
そして左側の地域選択から自分が住んでいる都道府県を選択。
各都道府県のサイトに移行します。
画面左下の方にある「資料請求・簡単申込書作成(郵送申込)」をクリック。
資料の取り寄せと申込書を自筆で記入したい方は「資料のご請求」を、記入事項を最小限にしたい場合は「カンタン申込書作成」をクリック。
資料請求の場合
- 『「ご加入を希望される場合のご注意」「個人情報の利用について」に同意し資料請求します』にチェックを入れ、必要事項を入力。
- その後届いた申込書に必要事項を記入、署名・捺印後に返送する。
カンタン申込書作成の場合
- 『「お申し込みにあたって」「個人情報の利用について」に同意します』にチェックを入れ、希望する保障型の「申込書を作成」をクリック。
- お客様情報を入力
- ご加入者情報の入力
- コースを選択する
- 振替口座の指定
- 入力情報の確認
- 完了後、後日届いた申込書に署名・捺印の上返送する。
都道府県民共済の入り方(インターネットでの申込み)
続いて、インターネットからの申し込み方法について紹介します。
インターネット申し込みのメリット
インターネットで申し込むメリットは以下の通りです。
- 入力ミスがあればその都度確認できる
- その場で申し込みが完了する
- ポストに投函する手間を省ける
- 申し込み完了から保障開始までが早い
- タイピングが得意な方にとっては郵送よりも圧倒的に楽
申し込み手順
まずは全国生協連の公式サイトに移動。
そして左側の地域選択から自分が住んでいる都道府県を選択。
各都道府県のサイトに移行します。(ここまでは一緒)
画面左下の方にある「インターネットでお申込み」をクリック。
注意点:申し込みができない方
下記に該当する場合は申し込みができない可能性があります。
- 申し込みする方の住所または勤務先住所のいずれも希望県内でない場合
- 申し込みする方(こども型の場合はご契約者)あるいはその家族名義以外の預金口座を指定する場合
- 他府県ですでに都道府県民共済(神奈川県は全国共済)に加入している場合
詳しくはこちらを参照して下さい。
※こちらは茨城県共済の場合ですので都道府県によって多少異なる場合があります。
申し込み完了までの流れは以下の通りです。
かなり簡単に申し込むことができ、早々にサービスを受けることができますので、特にパソコン等に抵抗がない方は「インターネット申し込み」をおすすめします。
いかがでしたでしょうか?
もう少し詳しく知りたいという方がいらっしゃいましたらコメントいただけると幸いです。
最後に確認になりますが、私自身「医療保険は必要ない」とお伝えしております。
あくまで県民共済は資金がある程度貯まるまでの繋ぎであるということを忘れないで下さい。
一定以上の資金が貯まった暁には、しっかり解約しましょう。
解約し忘れてしまうと延々と掛け金がかかってしまいますからね。
以上、「都道府県民共済の入り方」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で失礼します。
閲覧ありがとうございました。