みなさんはどのような基準で生命保険に加入していますか?
またこれから生命保険に入ろうか迷っている方、もしもの時にどのような保障が欲しくて加入するのか明確にしていますか?
まだ生命保険に入っていない方も、既に加入している方もこの記事を読んでちょっとだけ「生命保険の入り方」に関心を持っていただきたいと思います。
それをすることで、今よりもっと自分の心を豊かにすることができること間違いなしです!
こんにちは!めしーだです!!
今回は保険編「おすすめの生命保険の入り方」についてです。
この記事を読むことで、
- 生命保険が必要な方
- リスクとリターンが合った生命保険の入り方
について知ることができます。
なお、生命保険以外の保険について先に勉強しておきたいという方はこちらからどうぞ!
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生命保険とは
生命保険とは、「死亡・高度障害」といった万が一に備えるための保険です。
どのような保険なのかもう少し詳しく知りたいという方は、過去の記事で紹介していますのでそちらを参考にしてみてください。
ここではまず初めに、「そもそもあなたが生命保険に入る必要があるのかどうか」そして「生命保険の正しいリスクとリターン」について理解できるように解説していきたいと思います。
生命保険が必要な人
生命保険を含め、保険というものは必ずしも全ての人に必要とされるわけではありません。
例えば、同じような状況だったとしても、保険が必要になる方もいれば保険がなくても大丈夫な方もいます。
ですので安易に「友人に勧められて」とか、「親が入れっていうから」といった理由では絶対に入らないようにしましょう!
では本当に生命保険が必要になる人は一体どんな状況の人なのか?
それは、
「養っていかなければならない人・子供がいる方」
です。
つまり、自分の身に万が一が起こった時、その人だけで生活していくことが現実的に不可能である場合にのみこの保険は必要になるわけです。
0歳のお子さんがいる場合、大学まで進学させるための費用や年間の養育費をざっと見積もると3000万〜5000万円は必要になるでしょう。
そういった場合、どうしても貯金だけでは準備するのは厳しいですよね。
そんな時にこの生命保険が役に立つわけです。
逆に、お子さんがいる場合でも、既に自立されているのであれば自力で働いてお金を稼ぐことができるわけですから、お金を残してあげる必要性はないですよね。
(子供にはお金を残してあげたいもの、という感情論は抜きに考えています)
つまり保険に入る必要はないですよね。
また、結婚はしているものの子供はいない場合も、パートナーの方は自力でお金を稼ぐことができますよね?
このような場合にも「そもそも保険に入る必要性がない」ので覚えておきましょう。
生命保険のリスクとリターン
続いて生命保険のリスクとリターンについて解説していきたいと思います。
生命保険を含む「保険のリスクとリターンが合っている状態」というのは、以下の条件を満たしているものであるということを覚えておきましょう。
条件は
- 起こる確率はかなり低い
- 起こってしまうと高確率で経済的困難に陥る
- その状況を回避できる保障内容
- 保障内容に応じた「適切な」保険料
このようになっています。
それ以外の状況については、「貯蓄」または「近づかない」という手段で対応することが望ましいのです。
表にするとこんな感じです。
「もしも」への備え方 | 起こる確率(低) | 起こる確率(大) |
経済的負担(低) | 貯蓄 | 貯蓄 |
経済的負担(絶大) | 保険 | そもそも近づかない |
起こる確率が低く、かつ起こってしまった時に経済的負担が絶大である場合にのみ、保険で備える「リスクとリターン」が合っている状態になることを覚えておきましょう。
おすすめの生命保険の入り方
では実際に生命保険に入っている方で乗り換えを検討している方、これから生命保険に入ろうか考えている方のために、私がお勧めする生命保険の入り方について紹介したいと思います。
基本的には下記の5ステップになります。
- 目的を明確にする
- 必要になるお金を計算しておく
- ネットで保険を探す
- 条件の良いところで加入する
- 状況の変化の応じて見直す(1〜4の繰り返し)
1 目的を明確にする
まずは生命保険に入る目的を明確にすることから始めましょう。
例えば、
「自分にもしものことがあった時に、子供を大学まで行かせるだけの資金が欲しい」
などですね。
もしくは、
「介護しなければならない相手がいるから、年金と合わせて不自由なく暮らせる程度の資金を用意したい」
と言った感じですかね。
具体的であればあるほど良いです。
2 必要になるお金を計算しておく
次に自分に「万が一」のことがあった時に、目的に対しでどれくらいのお金が必要になるか計算してみましょう。
例えば、3歳と1歳のお子さんがいる場合、
- 大学までの学費約3000万円(2人分)
- 生活に必要なお金4800万円(毎月5万×20年間×2人分で計算)
と言った感じで、必要になる金額は7800万円になります。
必要になる理由や養わなければならない人の数などによっても変動するかと思われます。
3 ネットで保険を探す
必要な金額がある程度わかったところで、保険を探しましょう。
そして、探すのは「インターネット経由」でしてください。
その理由として、
- 同じ保障でもネット保険で入った方が安価
- 窓口など対人で保険を探すと余計な保険に加入させられる場合がある
- 人を介して入ると乗り換えたり止めるのが面倒になる
- 無駄な手数料をぼったくられる
といったことが挙げられます。
4 条件の良いところで加入する
いくつか見積もりを出したところで、自分が求める保障を最も安く提供してくれるところで保険に入りましょう。
ただし、保険会社や共済などによっては、サービスの質が非常に悪い場合もありますので、そこはしっかり調べて確認してから加入するようにしましょう。
手続きもネットで簡単にできるものが多いので、時間の拘束が多い会社員の方でもさくっとできるのも良いポイントですね。
5 状況の変化の応じて見直す
最後は、あなた自身のライフスタイルに合わせて定期的に保険を見直しましょう。
例えば、
- お子さんが自立した
- 介護していた親が亡くなった
- 難病にかかりずっと入院していた夫が回復して社会復帰した
など様々なことが起こり、それによりあなた自身が保険に入る必要があるかどうかもまた変わってくるわけです。
また、保険のプランや金額なども常に変化し続けるため、状況に合わせた保険の見直しはマストであると言えるでしょう。
「ちょっと面倒くさい」と思った方もいるかと思いますが安心してください。
手順の1〜4を繰り返すだけで大丈夫です。
パソコン等に、目的や必要資金の計算等の情報を残しておけば、数値をちょっと変えるだけで問題ありません。
それをするだけで、あなたの毎月の支出をグッと抑えることができ、あなたが本来使いたいところへお金を使えるようになるわけですから、大した作業ではないですよね。
まとめ
ではおさらいです。
- 生命保険に入る時にはリスクとリターンが合っていることを確認する
- 必要資金は必ず計算してから検討する
- おすすめの入り方はインターネット経由でのネット保険
以上、「おすすめの生命保険の入り方」についてでした。
「上記以外の保険についても知りたい」「保険についてもう少し知識を持っておきたい」という方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で失礼します。
閲覧ありがとうございました。