こんにちは!
めしーだ(@meshiida_2020)です!!
今回はお金を守る+経済編、
お金にまつわるリスクの一つである、インフレについて書いていきたいと思います。
この記事は、
- お金を守る力を身につけたい方
- インフレについて知りたい方
- 現在貯金しかしていない方
におすすめしたい内容となっております。
インフレとは?
インフレとはインフレーションの略で、私たちが普段購入して利用している、日用品やサービスの値段(物価)が上がり続けることをいいます。
インフレとは、インフレーションの略で、物価つまり物の価値が継続的に上昇する状態のことを言います。
また、インフレ時は物価が上がることにより通貨の価値は下がります。
たとえば、コンビニで1個100円だったおにぎりが、翌日には150円になっているという感じです。
ちなみに、景気が良くなるとインフレが起こりやすくなるといわれています。
インフレ時には、企業の売上が増加し、従業員の給料が増え、モノを買おうとする意欲が生まれる、という良いサイクルが回るようになります。
しかし、物価の上昇以上に収入が上がらなければ、生活は苦しいものになってしまいます。
短期間のうちに物価が2倍や3倍になることもあり、これを「ハイパーインフレ」と呼んでいます。
※日本では第ニ次世界大戦後にハイパーインフレになりました。
お金が紙切れに!?ハイパーインフレの恐怖
インフレ時には物価の上昇に伴い、通貨の価値が下がると先ほど説明しました。
そしてそれは、ハイパーインフレ時も同様に起こります。
ここで過去に起こったハイパーインフレについて紹介したいとおもいます。
世界各国で起きたハイパーインフレ
有名どころだと以下の通りです。
- 第一次世界大戦直後のドイツ
- 帝制崩壊後のロシア
- 2015年〜のベネズエラ
第一次世界大戦直後のドイツ
一つ目は、ドイツです。
第一次世界大戦後のヴェルサイユ条約により、多額の賠償金支払いが課せられ、ドイツ経済に大きな打撃を与えました。
そして物とお金のバランスが大きく崩れて1兆倍ともいわれる「ハイパーインフレ」が発生し、社会が大混乱に陥りました。
その混乱に乗じてナチスが登場し、欧州最大の悲劇である第二次世界大戦が発生してしまうのです。
帝制崩壊後のロシア
二つ目はロシアです。
帝制ロシアが崩壊し、新たに成立したソビエト政権が国債の債務放棄を宣言し、紙幣を増刷したことで1913年から約10年で171億倍まで物価が増加しました。
その後のロシアでは、ソ連崩壊後にもインフレが起こっています。
2015年〜ベネズエラ
2015年に原油価格が急落したことにより、ベネズエラ経済が危機に陥りました。
2018年のインフレ率は100万%に達するとか…
今現在もインフレ状態にあり、ここ最近では一番ニュースになっている国ですね。
トイレットペーパー1ロール買うのに紙幣を26cm積み上げなければならないという話も出ており、紙幣で拭いた方がいいんじゃないかというブラックジョークまで出てしまっている状況です…恐ろしいですね。
日本で起きたハイパーインフレ
実は日本でも、ハイパーインフレは起きています。
時期は戦後(第2時世界大戦後)で、国内の物価指数は約180倍になっています。
年率換算で約40%のインフレですので、多くの資産家がこのタイミングで資産を失うこととなりました。
今の日本はインフレが起こっている!?
ハイパーインフレまでとはいいませんが、実は日本でも緩やかなインフレは起きています。
少し例を挙げて解説したいと思います。
教育費
教育関連費は、現在に至るまで少しずつ増えてきています。
イメージしやすいのが、昔と今の国立大学の学費ですね。
教育資金は、幼稚園から大学まですべて公立だったとしても、子供1人につき1,000万円以上かかるといわれています。
私立に通うと、さらにお金が必要になります。
まとまったお金が必要になるので、計画的に貯金していく必要があると思われるのですが、インフレの影響も考えないといけないということです。
ステルス値上げ
これは皆さんにも身に覚えがあると思います。
例えばうまい棒などのスナック菓子。
実際に購入する際にかかる金額は変わっていないのですが、中身が少なくなっていると感じたことはありませんか?
皆さんが気づかないように、微妙に内容量だけ減らされていることが多いため分かりにくいと思いますが、10年くらい前と比較して大体1.5倍くらいに値上がりしています。
このように日本でも緩やかなインフレは起こっているのです。
インフレに備えるために
では実際にインフレが起こっているこの状況で、何をすればいいのか、具体的に解説していきたいと思います。
まず最もやってはいけないのが、
「現金を銀行に預ける」「持ち続けてタンス貯金をする」
ことです。
これらの貯金もまた、「投資」手法の一つです。
そしてこれはインフレに対しては防御力が全くない手法になってしまいます。
「円しか持たない」という投資を選択しているので、円の価値が下がらなければ問題ないのですが、通貨の価値が下がるインフレとは相性が悪いのです。
そのため、皆さんにして欲しいのが「分散投資」です。
投資の基本ではありますが、分散することでリスクを減らすことができます。
また、株式投資はインフレに強い投資手法と言われているため、こちらを組み込んで分散投資をすると良いでしょう。
まとめ
では本時のまとめです。
- インフレとは物価が上がり続け、通貨の価値が下がり続けること
- 特に率が高いものをハイパーインフレという
- 日本は現在緩やかにインフレ中
- 株式投資を含めた分散投資でインフレに備えよう
未だに貯金しか資産を蓄える方法を知らないという方がいます。
しかしそれはリスクしかないということを覚えておきましょう。
しっかり備えればインフレも怖くない!
以上、インフレについてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、
閲覧ありがとうございました。