こんにちは!めしーだです!!
今回は学習効率化編、
「勉強時間を短縮する方法」について書いていきたいと思います。
この記事は、
- 勉強時間を短縮したい方
- いくら勉強しても成果が出ない方
- 戦略的リソース利用方について知りたい方
におすすめしたい内容となっております。
勉強に対する「誤ったイメージ」
皆さんは、「勉強とは長時間やらなければ成果の出ないもの」とか「勉強は辛い・しんどいもの」というイメージをもっていませんか?
日本の多くの学校では、勉強時間と成績は比例するという考えから、授業時間外の補習の時間や宿題を設けている事が多いと思います。
ですが、実はこの考えが誤りです。
その理屈でいくと、他の人より2倍勉強すれば成績が2倍良くなるということになりますが、決してそのようなことはありません。
むしろ、忙しい人、時間に制限のある人のほうが勉強でも仕事でも成果を上げるのが上手な事が多いものです。
これにはしっかりと理由があります。それは時間が少ないからこそ、少ない時間で成果を挙げるために頭を使っているからです。
時間とはすべての人に等しく与えられた、何にも変え難い資産です。
だからこそ、時間で勝負するのではなく、「少ない時間で成果を上げる方法」を考えることが重要になります。
今回は、その「勉強時短法」の一つをご紹介したいと思います。
学習効率は勉強を始める前に決まっている
皆さんは学生時代(現役の方は現在ですね)や、資格の勉強をしている時に「めちゃくちゃに勉強したのに成績が悪かった」という経験はありませんでしたか?
そして、その成績の悪さを「まだまだ勉強量が足りないからだ」と決めつけたり、「これだけやってもできないなら無理だ」と諦めたことはないでしょうか。
実は、それは勉強時間が問題ではなく、「学習を始める前の戦略ができてない」ことに問題があるのです。
サッカーや囲碁、トランプゲームをする時、始める前に戦略を立てますよね?
勝つためには当然だからと、皆さん当たり前のようにやると思います。
では勉強を始める前に、果たしてどれくらいの方が戦略を立てているでしょうか。ほとんどの方が「さて、勉強するか」で勉強を始めるのではないでしょうか。
また、戦略を立てている方も「今日は何の勉強をするか」「何に向けての勉強をするか」「どの参考書を使おうか」程度しか考えていない事が多いのです。
それでは勉強の効率を上げることなど到底不可能ですよね。
戦略的リソース利用方を使って勉強の戦略を立てる
では、実際に勉強を始める前に戦略を立てるにはどうしたら良いのか解説したいと思います。
結論から言うと「戦略的リソース利用法」を使います。
これはスタンフォード大学の実験で、「他人より能力が低いわけでもないのに成績が低い生徒はなにが悪いのか?」って問題について調べたものです。
戦略的リソース利用法とは
戦略的リソース利用法とは、「事前に目的について明確にし、そのために使えるリソースを明確にする方法」です。
少しややこしいので、もう少しシンプルに言うと、「なぜ勉強をするのかを徹底的に明確にしてから、その勉強をするのに有効な参考書や資料をリストアップする方法」と言う感じです。
科学的根拠
これはスタンフォード大学で行われた実験で、
テストをひかえた学生に対して、1週間前に以下のような指示をしました。
- 勉強前に「テストでどれぐらいの成績が欲しいか?」を紙に書く
- その成績が自分にとってどれだけ重要かを100点満点で採点する
- その成績を取るのにどれぐらいの自信があるかを100点満点で採点する
- テストにどんな問題が出そうかを紙に書き出す
- 勉強に使えそうな資料や参考書を最大15個にまでしぼり込んで紙に書き出す
- なぜその資料や参考書が使えると思ったかを紙に書き出す
- その資料や参考書をどのように使うつもりかを紙に書き出す
このように「何のためにテストをするのか」をいくつかの質問に答えさせることで明確にし、「一番効率の良さそうな勉強法」をあらかじめ導き出してから勉強に臨ませたのです。
実際の結果は以下の通りです。
- 「戦略的リソース利用法」を使った学生は、それ意外の学生よりも平均4.65%点数が高かった
- テストのストレスも激減した!
ほんの1週間でこの成果だそうです。
年間を通して続けたらかなりの成果が出そうですね。
研究者曰く、
たくさん勉強するだけでは意味がない。本当に大事なのは、リソースを効率的に使うことだ。
たった15分ほど「戦略的リソース利用法」を行うだけでも、必要な資料や参考書を効率的に使えるようになった。要するに、ちゃんと努力を結果につなげやすい状態に変わったのだ。
とのことだそうです。
具体的な戦略の立て方
実際にテストに向けて勉強することを想定して戦略をたてる方法を考えてみましょう。
まず、勉強に取り組む前に、
目的について明確化
- テストでどれぐらい点数をとりたいか
- その成績が自分にとってどれだけ重要か(100点満点で採点)
- その成績を取るのにどれぐらいの自信があるか(100点満点で採点)
リソースについて明確化
- テストにどんな問題が出そうか
- 勉強に使えそうな資料や参考書(最大15個にまでしぼり込む)
- なぜその資料や参考書が使えると思ったか
- その資料や参考書をどのように使うつもりか
これらを紙に書き出します。
そして、書き出した中で最も効率の良いリソースを使って勉強に取り組めばOKです。
これをするだけで勉強の効率が上がり、勉強時間を大きく短縮する事ができます。
戦略を立てている時間も勉強時間に含まれるので、実際の勉強時間が短くてもしっかり勉強した感じにもなりますのでおすすめです!
まとめ
では本時のまとめです。
- 勉強の量は足りているのに成果が出ない理由は「戦略を立てないから」
- 勉強の戦略を立てるなら「戦略的リソース利用法」を使うのがおすすめ
- 目的・目標を明確化→リソースの明確化から勉強法の選択
- 要は自分が何をしているのかしっかり把握している事が大事
勉強に限らず、自分が何のために、どうやってやるのかをしっかり把握していることは成功へのステップになりますよね。
勉強法をしっかり学ぶことで勉強時間を短縮し、効率よく生活することも可能になると思いますので、是非試してもらいたいですね。
以上、「勉強時間を短縮する方法」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。