なかなか記憶が定着しない方におすすめ!「40秒勉強法」について
こんにちは!
めしーだ(@meshiida_2020)です!!
今回は学習効率化編、
「40秒勉強法」について書いていきたいと思います。
この記事は、
- なかなか勉強が上手くいかない方
- ものを覚えるのが苦手な方
- 効率よく学習したい方
におすすめしたい内容となっております。
なぜ勉強法を学ぶべきなのか
本題に入る前に、まずはどうして勉強法を学んだ方が良いのか、そのメリットについて説明したいと思います。
勉強法を学ぶメリット
- 定着までにかかる時間が圧倒的に少なくなる
- 時間を有効に使う事ができる
- 時間単価が上がる
定着までにかかる時間が圧倒的に少なくなる
勉強法を学ぶ事で記憶の定着、つまりものを覚えるのにかかる時間が少なくなります。
それにより短期間で成果が見られるようになるため、学習意欲が向上しやすくなります。
また、一つのものを覚えるのにかかる時間が少なくなるということは、同じ時間で覚える量も増えることになります。
時間を有効に使う事ができる
勉強法を学ぶことで学習効率が格段に上がり、勉強時間を短縮する事ができます。
その分時間が余ることになるため、その時間を更なる学習や、趣味、スポーツにかけることができるようになります。
結果として、時間をより有効に使う事ができるようになるのです。
時間単価が上がる
時間を有効に使う事ができるようになると、あなた自身の「1時間あたりにできる事」が格段に増える事になります。
これを仕事や資格学習などにも応用する事で、あなた自身がお金を稼ぐ事ができる能力も上がり、結果あなた自身の「時間単価」が大きく上がることになるのです。
つまり、勉強法を学ぶということは将来お金を稼ぐための自己投資にもなるということになるのです。
では本題の勉強法の紹介に移りたいと思います。
40秒勉強法とは
40秒勉強法とは「何かを覚えた直後に40秒だけ復習する」という勉強方法です。
何か特別な道具も必要ない、非常にシンプルな方法ですね。
「40秒だけでいいの?」と思う方もいるかもしれませんが、この勉強法は科学的裏付けのある方法ですので安心してください。
無料でできますし、とりあえず一度試してみてそれでも合わないと思った方はやめればよいだけなので、一度挑戦してみて下さい。
ポイント
この勉強方法のポイントは、
- 覚えた直後にすぐ復讐に入ること
- 復習は40秒だけ行うこと
この2点です。
通常何かを覚えるときは、ある程度1つにまとまった分野を満遍なく覚えていきますよね。
ですがこの40秒勉強法では、1つ新しいことを覚えるたびにすぐに復習に入るというのが特徴です。
また復習は40秒という比較的短く、限られた時間で行うことになるため、もたもたしているとあっという間に過ぎてしまいます。
私も初めてやってみた時には、「どう説明していいかわからない」「説明している間に40秒経過してしまった」など様々な問題が起こりましたが、それでも記憶の定着率は格段に上がりました。
科学的裏付け
これはサセックス大学の研究チームによって行われた実験です。
- まず、複数の被験者をAとBという2つのグループに分ける。
- それぞれのグループでYouTubeの動画を26本見る。
- Aグループは動画を見た直後40秒間、動画の内容を他の人に説明する。
- Bグループはただ動画を見るだけ。
- 2週間後どれくらい記憶が定着しているかチェックする。
この実験の結果、2週間後のチェックの際、Bグループの被験者はほとんど動画の内容を覚えていませんでした。
それに対し、Aグループは細かいところまで覚えている事が多かった、という実験結果が出たのです。
さらにこの実験中には、MRIの検査も同時に行われました。
すると40秒の復習をすることで、脳の「後帯状皮質」という部分が活性化している事がわかりました。
この「後帯状皮質」は記憶の定着に深い関わりのある部位で、アルツハイマー病の方はこの部位が萎縮したり死滅している事が多いのだそうです。
40秒の復習が記憶に関する部位を活性化させる事で、長期記憶として2週間も定着する事ができたのです。
これだけの脳のメカニズムを解析した科学的な根拠があるのですから、勉強法として確実性がないわけがないですよね!
効果的な40秒の復習の仕方
ではここで、具体的な手順を紹介しましょう。
今回は、本を読んでいるケースを想定してみたいと思います。(教科書とかでも大丈夫です)
40秒学習法を取り入れた読書学習の手順は以下の通りとなります。
- 本を読む
- 面白いことを見つける
- 直後に本をすぐ閉じて40秒復習
- 復習が終わったらまた次のページへ
反復してしまいますが、重要なのは「覚えた直後にすぐ復習に入る事」と「復習は40秒だけ」という事です。この2点に気をつけて取り組みましょう。
より効果的に40秒の復習をするために
40秒の復習時間をより効果的にするために、実際に私もやっている方法も交えて、いくつか復習のやり方を紹介したいと思います。
※あくまで、参考としてみて下さい。一番良い方法は自分が合っていると思ったやり方です。いくつか試してみてから決めるのも良いですね!
今回は「復習する内容」と「アウトプットの方法」の2つに分けて紹介します。
復習する内容
- それが何なのか
- 何が面白かったのか
- なぜ面白かったのか
- それがある事でどうなるのか
- 自分がどう思ったのか
アウトプットの方法
- 言葉に出してプレゼンテーション(説明)する
- 自分でボイスメモに残す
- noteにまとめる
- 友人・家族にLINEで送る
これらを上手く組み合わせて、自分がやりやすい40秒の復習方法を生み出してみると良いかと思います。
40秒勉強法の注意点
私自身も失敗した、40秒勉強法の注意点を紹介します。
注意点は以下の通りです。
- 1つ覚えた直後に復習に入るように気をつけること
- 絶対に40秒だけ復習すること
- 勉強のジャンルは変えないこと
私が始めたばかりの時に多かった失敗が、本の内容にのめり込んでしまい、2つ3つ覚えてから「あ、1つ目のやつ復習してなかった」という現象です。最初のうちはかなり意識してやらないと結構起こりますので、注意が必要です。
また、復習に40秒以上かけてしまうと1回1回の復習に時間がかかりすぎるため、結果面倒臭くなってしまいます。モチベーションの低下はそのまま勉強効率の低下につながりますので注意が必要です。
最後に、勉強のジャンルは一回の勉強ごとに統一した方が良いです。例えば、投資に関する本を40秒勉強法で10分間読む、その後、資格に関する参考書を10分間読む、その後…というように、短時間で勉強ジャンルがころころ変わると効率も落ちてしまいますので避けた方が良いです。
学習法は学校では教えてくれない
私はこの40秒勉強法で本を読むことで、本の内容の定着率が格段に上がりました。
そして同時に、「もしこの方法を学校の勉強で使えていたら…」と思うこともありました。
非常に残念ではありますが、現時点では学校や塾でこのような科学的裏付けのある勉強方法を教えているところはあまりないのです。
つまり、学習方法は自分たちで見つけ、実践していくしかないのです。
海外の国では、こういった勉強法を積極的に取り入れているところもあるため、この差は本当に辛いです。
ただ、過去は変えられません。ですが、今日が人生で一番若い日です。
知ることができた事がまず幸せだと思い、まずは行動を始めましょう。
そして効果が出たと思ったら同じ悩みを抱えている人に教えてあげてください。
他にも勉強法については紹介していきたいと思います。
勉強が苦手な人でも簡単にできる!記憶の定着率が上がる勉強の仕方について
まとめ
では本時のまとめです。
- 「40秒勉強法」とは、覚えた直後に40秒だけ復習するという勉強法
- 長期記憶として定着しやすい、科学的裏付けのある勉強法である
- 学校では教えてくれないが、勉強法を知る事で学習効率は何倍にもなる
日本人の多くが、「勉強=嫌なもの」というイメージを持っているのは、日本の勉強法があまり効率的ではない事が原因なのではないかと個人的に思っています。
私のブログやその他のサイトを見て、「あ、これいいかも」と思って様々な勉強法にトライしてくれる事で、その日本の勉強方法のスタンダードが変わることにもつながると思いますので、ぜひ挑戦していただきたいですね。私も挑戦し続けたいと思います。
以上、「40秒勉強法」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。