こんにちは!めしーだ(@meshiida_2020)です!!
今回はマインド編、
「原因自分論」について書いていきたいと思います。
皆さんは現在の職場で楽しく仕事はできているでしょうか?
「そもそも仕事なんて楽しくやるものでもない」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
実は日本全体の従業員満足度は世界的に最低基準なのだとか…
つまり多くの日本人が今の職場に満足していないということになりますね。
そんな日本の職場で不満の原因第1位が「(上司・部下・同僚との)人間関係」です。
皆さんも一度は「上司の○○さんとはやりづらい」「同僚の□□さんとは上手くいかない」などと感じたこともあるのではないでしょうか。
今回はそういった人間関係の悩みを解決することができる思考法(マインド)について紹介します。
この記事は、
- 職場の人間関係で悩んでいる方
- 人との関わり方で困っている方
- 原因自分論について知りたい方
におすすめしたい内容となっています。
原因他人論
原因自分論の説明に入る前に、まず、反対の意味を表す「原因他人論」について紹介します。
例えば、仕事中に何らかのミスやトラブルが起こったとき、
- 部下の確認不足
- 上司がフォローしてくれなかった
- 同僚がアドバイスを聞かなかった
- 会社の方針が悪い
など、様々な理由をつけて他人のせいにすることはありませんか?
これが「原因他人論」です。
原因他人論の特徴
原因他人論の特徴として、
「自分は悪くない」「自分に非はない」という発想が根幹にあります。
また、仮に自分に非がある事が分かっていたとしても、
「自分の非を認めたくない」と考えてしまうことにより、他人のせいにしてしまうのです。
そして多くの場合、原因他人論で言い訳をすることにより、他人を嫌な気分にさせるだけでなく、自分自身も良好な人間関係を構築する事ができ無くなってしまうというデメリットが生じているのです。
原因自分論とは
原因自分論とは「すべては自分に原因がある」という考え方です。
先ほどと同様に、仕事中にミスやトラブルが起こったとします。その時に、
- 部下の確認不足→自分がしっかり伝えていなかったのは自分
- 上司がフォローしてくれなかった→上司にしっかり確認しなかったのは自分
- 同僚がアドバイスを聞かなかった→同僚が聞き入れてくれるアドバイス方法を取らなかったのは自分
- 会社の方針が悪い→そもそもそんな会社に入社したのは自分
というように考えるのが、「原因自分論」です。
なお注意点として、この原因自分論は「自分が悪い」と考えるマインドではありません!
あくまでも「原因は自分にある」というだけです。そこは勘違いを起こさないようにしてください。
原因自分論の特徴
原因自分論の特徴として、
「自分の選択・行動が招いた結果」という発想が根幹にあります。
すべて自己の中で完結する考え方ですので、そこには「誰か・何かのせい」というマインドが介入する余地はありません。
また、このマインドには「基本的に他人を変えることは不可能」という考えが前提としてあります。
そもそも相手も何年もずっとその考えで生きてきたわけですから、その思考を変えようとしたらかなりのエネルギーと年数が必要になるのは当然のことでしょう。
原因自分論は、不用意に相手のパーソナルエリアを侵害することもなくなるため、人間関係において摩擦が起こりにくくなります。
また、「自分の行動を変えることで結果を変える事ができる」という発想になるので、仕事も上手くいくようになる事が多いようです。
原因自分論で考えて世界が変わった
私もかつては、何事も誰かのせいにしたがる「原因他人論」を乱用していました。
結果として、衝突した人の数は計り知れません。
本来ならば得られたはずのコネクション、人的ネットワークを自ら放棄していたことになります。
今考えるだけでもかなり損をしていたなぁと後悔しています。
ですがそれ以上に「原因自分論」を知り、「すべては自分に原因がある」と考えることで得られたメリットの方が圧倒的に多いです。
特に今の職場では、「他人のせいにする」ことはないため人間関係は良好ですし、「自分の行動で結果が変わる」と考えているため、ミスが起こっても自分でフォローしようとするようになりました。(ミスの数も減りましたが)
すると、なんと驚くことに今度は周りの方々が助けてくれるようになり、結果的に以前よりも仕事が捗るようになりました。
そして、時間にも自分の心にも余裕ができて…というように、ほとんどのことが上手くいくようになりました。
今では自分の行動の根幹を担う大事なマインドの一つとなっています。
考え方を変えるだけで、人生が大きく好転することもあるということですね。
例外もある
メリットしかない原因自分論ですが、実は通用しない例外があります、というか組み合わせですね。
それは「原因他人論の上司」と「原因自分論の部下」の組み合わせです。
これは、原因自分論の部下にとっては最悪の組み合わせと言っても良いです。
原因他人論の上司は何でもかんでも部下のせいにしてしまいます。本来であれば、「流石にこれは自分は悪くないよなぁ」と思い、転職や環境を変えるというような発想になるのですが、原因自分論の部下の場合は「すべて自分のせいだ」と思い込んでしまうため、一向に状況が良くなりません。
結果的に、原因自分論の部下は、ずっとその上司に良いように利用され続けてしまうため、「無能な上司が居座り続ける」「有能な部下がいつまで経っても出世できない」という2つのデメリットを企業に対して発生させてしまうことになってしまうのです。
もし、自分の上司が「原因他人論」を絵にしたような人物である場合は、その方には原因自分論を使うのはやめましょう。
まとめ
では本時のまとめです。
- 原因自分論とは「すべて自分に原因がある」という考え方
- 決して「自分が悪い」という考え方ではないので注意
- 自分の思考・行動を変えることで結果を変える事ができるようになる
- 原因他人論の上司とは相性が悪いため、例外として適応しないようにする
私はこの原因自分論を知った時に大きく変わる事ができました。
仕事で悩みがある方、職場の人間関係で悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
大事なのは「やらない理由を探す」ことではなく「とにかくやってみる」ことですよ!
以上、「原因自分論」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。