いずれかの会社に雇用され給料をもらいながら生活している、通称「サラリーマン」の方で、自身の年収額やその伸び率に悩んでいる方はいませんか?
そんな時に考えるのが、「転職」と「副業」かと思います。
確かに収入を増やす方法はこの2パターンしか考えられませんが、リスクの面から考えれば、転職よりも副収入を得られる副業を検討してみることをお勧めします。
今回は悩めるサラリーマンの方に向けて、数ある副業の中から「本業との兼ね合い」や「取り掛かりやすさ」などを考慮した「おすすめの副業」を紹介したいと思います。
サラリーマンをしながら副業する方は増えている
2019年は「副業ブーム到来」と言われるほど、副業に興味を持つサラリーマンが増えてきました。
それは、ランサーズやココナラなどといった「個人がスキルや知識を売ることができる場所」においての賑やかさが物語っています。
さらに政府も「働き方改革」や「副業推進」を謳っていることも追い風となっていますね。
今こそ誰でも副業をすることができる絶好のチャンスと言えるでしょう。
サラリーマンが副業をする理由
サラリーマンが副業を考える、行う理由として多く挙げられるものをまとめてみました。以下の通りです。
- 現在の給料に満足がいかない
- 年収の伸び率に期待ができない
- 働き方改革により残業代が貰えなくなってしまった
- 本業がいつまでも続けられるかが不安
- 転職に有利な資格やスキルを身につけたい
- 倒産リスクの軽減
などがあります。
やはり、給料や年収など「お金の不満・不安」により副業を始めるサラリーマンが多いようです。
日本の「働き方」は確実に変わってきている
先日、世界的にも有名な自動車メーカーである「トヨタ」が「45歳以上の早期退職を進める方針」を発表しました。
これは事実上の「終身雇用制度の事実上の崩壊」を意味します。
つまり、「大手の企業に勤めていれば老後まで安心」という理屈はもう通用しないということです。
トヨタ以外にもこの終身雇用制度をやめるというような発表をした企業はありますし、今後もどんどん増えていくことが予想されます。
今後変わっていくと予想されること
- 年功序列の崩壊
- 勤続年数重視の評価から実力重視の評価へ
- 右肩上がりの年収
- 専門性の高さ=収入の高さ
- AIや機械が効率良くできる仕事は雇用が減少していく
このような事態に備えるためには、「副業」という選択をする方が良さそうですよね。
どれくらいのサラリーマンが副業を検討してるの?
新生銀行が発表した「2019年サラリーマンのお小遣い調査」によると、「お金を増やす方法」で、「副業に興味がある」と答えた方の割合は男性会社員31.5%、女性会社員29.3%と、約3割の方が副業を検討している様子でした。
また、株式会社パーソル総合研究所の副業調査によると、正社員の10.9%が「副業をしている」そうです。
うちの企業は副業禁止なんだけど…
企業によっては、「就業規則」に副業禁止が記載されているところもあるようです。
ですが、最近は副業を許可するように就業規則を変更する企業も増えてきています。
また、「就業規則が変わるまで待てない!」という方にもご理解していただきたいのですが、法的にサラリーマンの副業を禁止することはできないようになっています。
就業規則上は禁止されているとはいえ、「副業がバレて即解雇」というようなことは起こりにくいでしょう。
勤め先にバレないように副業をすることは可能!
また、基本的に副業が勤め先にバレる経路は限定されており、対策も可能です。
会社にバレないように副業をすることは十分可能であることを理解しておきましょう。
関連記事:副業がバレる理由とその仕組みについて
サラリーマンにおすすめの副業
本業の業種や勤務形態などにより、おすすめの副業もまた変わってきます。
そこで今回は、一般的なサラリーマンの勤務形態に合わせた副業の中でおすすめのものを選んで紹介したいと思います。
選択条件
今回の副業を選んだ条件は以下の通りになります。
- 本業の就業時間は午前8時〜午後17時までとする
- 専用の資格は必要としない
- 専用の道具を必要としない(一般的に持っているものだけに限定)
- 時間を対価とする職業は除く(アルバイトなど)
- 初期費用が0円もしくは少額
おすすめの副業5選
ブログ/アフィリエイト
お金を稼ぐ仕組みは、
- 記事を書く
- 広告を載せる
- 記事を読んだ人が広告をクリック/商品を購入
- 記事を書いた人に報酬が入る
というものです。
必要なのは、スマホかPCとネット環境だけです。
隙間時間で行うことができますので、本業に影響も出にくいです。
しかも無料ブログで始めれば初期費用は一切かかりません。
※ある程度稼げるようになると有料のものを利用した方が良いですが最初は無料ブログで十分です。
関連記事:ブログで本格的に稼ぐ方法
せどり
せどりとは、要は転売ビジネスです。
仕組みとしては、
- ネットもしくは実店舗で商品を仕入れる
- アマゾンやメルカリなどで売却する
- 発送料や手数料を引いた差額分が利益となる
こんな感じです。
商品を購入する分の初期費用は必要になりますが、少額からでも始めることが可能です。
利益商品のリサーチに時間がかかりますが、一度商品が見つかると安定した利益を得ることも可能になります。
特別な資格が必要ないのも良いですね。
Uber Eats
これは料理配達の代行サービスです。
仕組みとしては、
- Uber Eatsに配達員として登録する
- 飲食店からの依頼を受ける
- お客様に配達する
- 報酬を受け取る
このようになっております。
時間の拘束は長めですが、即金性が高いのが特徴です。
配達キャンセルが起こったりすると美味しい料理を自分でもらうことができたり、自転車で配達すれば体も健康になるなど、お金以外にもメリットがあります。
昔はかなり良い稼ぎになったのですが、現在は配達員が増えてきたこともありそれほど報酬は高くありません。
それでも毎月少額ながら稼ぐことができるのは魅力的ですよね。
動画編集
これはYouTubeなどでの動画配信をする方が増えてきたことにより、需要が高まった仕事になります。
仕組みとしては、
- 動画編集の依頼を受ける
- 期日までに完成させ、納品する
- 報酬が支払われる
という感じです。
必要な道具としてPC、動画編集用ソフトがありますが、ソフトは無料のものでもできますし、PCも最初のうちは今あるものでも十分です。
ある程度稼げるようになったらそのお金で設備を充実させれば、さらに高品質の動画を作成することができるようになり、収入も増えていくでしょう。
難点としては時間がかかってしまうことが挙げられます。
ハンドメイド作品の販売
自分だけのオリジナル商品を作って販売するビジネスです。
仕組みとしては、
- 材料を仕入れる(家にあるものでも可)
- 自分だけのオリジナル商品を作る
- フリマアプリやminneで販売する
- 材料費や送料と販売額の差額が利益になる
といった感じですね。
メリットとしては商品によっては競合相手がいない、もしくは少ないことがありますね。
過去にはスマホケースをハンドメイドで作って売っていた方が、1ヶ月で20万円も利益をだすことができたケースもあるようです。
また、自分のペースで商品作りができるのも魅力的ですね。
副業が軌道に乗ったら気をつけたいこと
実際に副業が軌道に乗り出した際に気をつけるべきことについて解説します。
年間20万円以上の収益が出たら確定申告が必要
副「業」ですので、そこから得た収入には税金がかかります。
しっかり確定申告して税金を納めるようにしましょう。
本業の時間には絶対にやらない
副業で本業並に稼げるようになると、本業の時間で真面目に仕事をしているのがバカバカしくなり、その時間までも使って副業を行う方がたまにいます。
しかし、それを行なってしまうと就業規則違反になり、減給や免職の危険性が高まりますので注意しましょう。
副業はあくまで本業以外の時間にやるものです。
以上「サラリーマンにおすすめの副業とその理由」についてでした。
老後に不安を抱えている方や現在の収入に不満がある方はぜひ副業に取り組んでほしいですね。
私も副業で毎月数万円〜稼いでますが、自由に使えるお金、投資に使えるお金が捻出できる上にこれまで通りの生活ができています。
お金の余裕が出てくると、心の余裕も生まれて人生がなんだか良い方向に向かっているような気分になります。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で失礼します。
閲覧ありがとうございました。