突然ですが、皆さんはお金持ちの定義って何だと思いますか?
「年収が高い」「貯金がたくさんある」「不動産をたくさん持っている」「会社を持っている」など様々なイメージがあるのではないでしょうか?
ただ、「どこからがお金持ちか」について、その線引きは曖昧ですよね。
本日はその「お金持ちのライン」について掘り下げて行きたいと思います。
こんにちは!めしーだ(@meshiida_2020)です!!
今回はマインド編「お金持ちの定義」について書いていきたいと思います。
この記事は、
- お金持ちの定義について知りたい方
- お金持ちの生態について少し知っておきたい方
におすすめしたい内容となっております。
どこからがお金持ち?一般的なイメージ
「お金持ち」という言葉を使う時、一般的には次のようなことをイメージする方が多いと思われます。
- 年収が高い
- 株や不動産をたくさん持っている
- 会社の社長
- 資産家
- 毎日パーティをしている
- プライベートジェットを持っている
- お金に困らない暮らしをしている
といったものですね。
確かにこれは一部のお金持ちには該当しているかもしれませんが、必ずしも全てのお金持ちがそうであるわけではないのです。
つまりこれらの一般的なイメージは、「真のお金持ち」を判定する上では必ずしも妥当ではない場合ということなのです。
実際に例を出して考えてみましょう。
年収が高くてもお金持ちではないことは多々ある
年収、つまり給料が多いからといって必ずしも金持ちとは限りません。
なぜなら、給料が多くてもその分支出が多ければ、好きに使えるお金は残らないからです。
例)給料が月100万円、4人家族、マイカー4台、マイホーム(地方戸建て)ありの場合
毎月の収入は100万円です。
毎月の支出が、
- 住宅や車のローンの返済 20万
- 光熱費 2万
- 通信費 5万
- 生命保険・医療保険(家族全員加入) 10万
- 自動車保険(4台分) 3万
- 学資保険(子供2人分) 5万
- 年金がわりの終身保険(大人2人分) 5万
- 車の維持費・ガソリン代(4台分) 5万
- 子供の教育費(貯金も含む)・習い事 10万
- 食費 10万
- その他生活に必要な消耗品 5万
- 衣類 5万
- レジャーなどの娯楽費 5万
- 付き合いなどにかかる交際費 5万
上記のようだとして、合計すると95万円の支出になります。(そこまで非現実的な数字ではないはずです)
これにプラスして一人1万円ずつお小遣いを渡してしまったら、収入から支出をマイナスすると残るお金は1万円です。
これでは教育費や老後の備えは不十分ですし、冠婚葬祭等何かがあればすぐに家計は赤字になってしまいますよね。
このように、どれだけ給料を稼いでも支出を抑えることができなければ、お金を貯めることもお金持ちにもなることはできないのです。
会社の社長である
「社長=お金持ち」とみなさん考えがちですが、実はそうでもないんです。
というのも、社長は自分への給料を自分で決めることができますが、利益のほとんどを給料に回してしまうと次のビジネスへの財源がなくなってしまうため、そう簡単には利益をそもまま収入にすることはできないんです。
例えば、企業して1年目は成果がほとんど出ず、毎月の給与を10万円にしたとします。
何とか生活しながら頑張ったところ、2年目には利益が2000万円出ました。
そして税金等支払う額を除き、毎月の給与を100万円に設定しました。
ここまでなら「お金持ち」街道まっしぐらという感じですよね?
ではこの後もイメージしてみましょう。
3年目は、頑張りましたが1000万円しか利益が出ませんでした。
社長の給与は下げるしかありません。
この時に、社長は50万円以下にまで給与を下げる必要があるのですが、みなさんが社長ならこの判断を的確にできるでしょうか?
月収100万円の暮らしをしている方が、いきなり半分の月収50万円の暮らしをするのはなかなか難しいかと思います。
みなさんも月収30万円から月収15万円にいきなり変わったらかなり生活を変えなければならないかと思います。
このように、社長は必ずしも安定したキャッシュフローを持っているわけではないのです。
中には利益が出ないでカツカツの社長や生活水準を変えられず会社を倒産にまで追い込んでしまう社長もいるということですね。
お金持ちの定義
では一体、「お金持ち」とはどこからがお金持ちなのでしょうか?
その基準としてよく言われるのは、純資産額1億円以上です。
ここで言う資産というのはざっくり言えば「あなたにお金をもたらすもの」で、株や債権、不動産などを指します。
詳しくはこちら
関連記事:資産と負債
ちなみに純資産が5億円以上あれば、「超富裕層」と言われることも多いです。
また、収入面において年間1,000万円ほど自由に使えるお金があれば、お金持ちといっても良いでしょう。
なお、自由に使える額1,000万円を得られるだけの年収は、税金等を考慮すると大体2000万円弱になります…
参考までに、各職業別の平均年収を知りたいという方のために、リンクを貼っておきます。
上記の定義でいくと「1億円」と「1000万円」がボーダーのようですね。
確かに1億円を年利5%で運用するだけで、毎年500万円の収入を得られるわけですから、新人サラリーマンの年収以上の稼ぎが手に入る計算です。
働かずしてこの額を手に入れられるわけですから、これはお金持ちであると言っても過言ではないでしょう。
金持ちの実態(生活スタイルやマインド)
金額的な定義について理解したところで、今度は実際のお金持ちがどのような生活を送っているのかについて見てみましょう。
お金持ちに共通していることが多い特徴としてあげられるのが、
- お金持ちは「投資」に好んでお金を使う
- お金持ちは「消費」と「浪費」をしっかり区別して使い分けている
- お金持ちは意外と倹約家が多い
上記の3つです。
お金持ちは「投資」に好んでお金を使う
お金持ちのマインドに共通することとして、「そのお金を支払うことで将来的にもっと得をすることができるかどうか」と言う考え方です。
ですので、それが将来お金を稼ぐ事に直結する事にはお金は惜しまず投入します。
例えば、資格取得や本の購入などといった自己投資が良い例です。
また、お金持ちは「お金を働かせる事でお金を得る」ことができることを知っていますので、上記と同様の理由で株や投資信託、不動産を購入するのです。
お金持ちは「消費」と「浪費」をしっかり区別して使い分けている
消費とは「生活する上で最小限必要になる支出」のことを言います。
対して「使用することであなたの心を満たしてくれる支出」のことを浪費と言います。
例えば、生きるために最低限の食事を取るのは「消費」、高級レストランで味や雰囲気を楽しむ食事は「浪費」となります。
最低限の機能を果たしていれば良いと購入した衣服は「消費」とおしゃれのための衣服は「浪費」となります。
お金持ちは、この「消費」と「浪費」の区別がしっかりしており、目的に応じて支出をするためお金を貯めることができるのです。
お金持ちは意外と倹約家が多い
真のお金持ちは意外と質素な生活をしていることが多いです。
なぜなら、彼らにとって派手な暮らしは、資産を築く上で障害でしかないからです。
彼らは、見栄を張ったりしません。なので見た目や住んでいる所などは一切気に掛けないのです。
つまり「お金に関して徹底的にせこい」のです。
そのため、実際のお金持ちの中でギャンブルが好きなのは少数派です。
客観的、正確な情報に基づいてお金の流れを読み取り、それに基づいて自分の資産を増やしたいと思うのが、お金持ち一般に見られる傾向だと言われています。
リスク管理がしっかりできていると言うことですね。
※私が参考にした書籍です。
お金持ちの特徴や行動についてもっと詳しく知りたい方におすすめです。
となりの億万長者〔新版〕 [ トマス・J・スタンリー ] 価格:1,320円 |
まとめ
では本時のまとめです。
- 一般的なお金持ちとイメージと実際のお金持ちは少し違う
- 年収が高くてもお金持ちではないこともある
- お金持ちの定義は純資産額が大体1億円以上
- 真のお金持ちは意外に倹約化
皆さんの中のお金持ちのイメージはかわりましたでしょうか。
私が何が言いたいかというと、「お金持ちになるのはそれほど難しくない」です。
だって資産を1億円以上持っていれば良いだけなんですから。
ゴージャスな暮らしも、高級な車も所有する必要はないのです。
「資産1億なんて無理」と思う方もいるかと思います。
ですが、すぐには無理でも10年後、20年後、30年後には不可能ではないと私は思っています。
それに20年後1億には到達しなくても、5000万円分の資産を持っていたとしたら、十分それは「お金持ち」だと思いませんか?
やらない理由を見つけるのは簡単です。重要なのはこれから行動するかどうかです。
以上、お金持ちの定義についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。