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借金=悪ではない!?良い借金と悪い借金について|見分けるポイントについても解説

こんにちは!めしーだです!!

今回はマインド編、

良い借金と悪い借金について書いていきたいと思います。

 

突然ですが皆さんは今までに「借金をしたこと」はありますか?

と聞くと少し重い印象になってしまいますので少し質問を変えましょう。

皆さんはこれまでに「誰かからお金を借りたこと」はありますか?

おそらくほとんどの方が「ある」と答えるのではないでしょうか。

「借金」という言葉を聞くと少し身構えてしまいますよね?それは社会的に借金=悪のイメージがすごく強いからだと思われます。

今日は、その借金=悪というイメージを少し払拭したく記事の方を書かせていただこうかなと思います。

 

この記事を読んでいただくことで、

  • 借金についての考え方が少し変わる…かもしれません
  • 良い借金と悪い借金の違いがわかるようになります

ぜひ最後まで見ていって下さいね!

 

借金=悪ではない!

よくある勘違いなのですが、お金を借りること自体は悪いことではありません。
なぜなら、我々の身の回りにも「借金」によって成功を収めている方が沢山いるからです。

例えば、世界中に存在する企業のほとんどが銀行から融資を受けて(お金を借りて)成り立っていますよね?
それは、企業はお金を借りてまで自分たちの事業をすることにメリットがあると感じているからなのです。

また、我々が生活するこの国や経済大国アメリカですらも借金をすることで様々な政策を行うことができていますよね。
そして「借金が返せずにアメリカが滅亡の危機に」なんてことはこれまで一度もありません。

つまり、多くの国や企業が「借金」をすることで、より大きな成果をあげているということになります。

では一体、借金=悪のイメージはどこからやってきたのでしょうか?

それは次に説明する「悪い借金」によるものです。

悪い借金の特徴

悪い借金の特徴については以下のとおりです。

  1. 利息が高すぎる
  2. 借主の返済能力を超えて借りている
  3. 借りる目的が消費・浪費である

具体的なところで言うと、

  • 住宅ローン(例外あり)
  • マイカーローン
  • 教育ローン
  • 闇金
  • クレジットカードのリボ払い

といったものがあります。

利息が高すぎる

悪い借金の特徴の代表格として、「利息」が高すぎるというものがあります。

個人で投資している方ならお気づきかもしれませんが、利息が高すぎるとその利息分の返済だけでもかなりの時間とお金がかかってしまうため、元本の返済が捗らなくなってしまいます。

例えば、マイホーム購入のため35年ローンで5000万の借り入れをしたとします。
シンプルにするため、ボーナス返済は無し、利息も一定とすると、

例1 年利1%の場合

毎月返済額141,142 円 
年間返済額 1,693,704 円
総返済額59,279,640 円
利息分 9,279,640 円

このようになり、利息分だけで約930万円の支払うことになります。

次に、

例2 年利10%の場合

毎月返済額429,836 円 
年間返済額5,158,032 円
総返済額180,531,120 円
利息分130,531,120 円

年利が10%ともなると利息分だけで約1億3000万円の支払いになり、元本の倍以上をローンで返済することになってしまうのです。

ちなみに年利が1.1%の場合は利息分が約1030万円になります。
0.1%上がるだけで返済金額が100万円も増えるわけですから、利息の恐ろしさをご理解いただけたのではないでしょうか。

ちなみにもっと色々な条件でのシミュレーションがしたい方はこちらを参考にしてみて下さい。
今回のデータはこちらを参考にさせていただきました。

・知るぽると しっかりシミュレーション

悪い借金のイメージは、この利息の高さによる終わらない返済地獄のイメージからきているかもしれませんね。

借主の返済能力を超えて借りている

次に、借主の返済能力を超えた借金をしているケースです。
例えば、毎月20万円の給料が入るとして、2年で240万円のローンを組んだとします(今回は利息なしでいきます)。

毎月20万円は借金の返済に当てられるわけですが、この方は借金を返済することは可能でしょうか?

答えは『NO』ですよね。

利息がないとはいえ、借金の返済だけで毎月の給料が持っていかれるわけですから、生活できませんよね。
仮に毎月0円生活ができるのでしたら、そもそもお金など借りずに生きていけるはずです。

今回は20万ぴったりという条件で例に取り上げてみましたが、給料が月30万、ローン返済が月15万ならどうでしょうか?
あなたが一人暮らしならば返済も可能かもしれませんね。

では、家族がいたら? 子供が3人いたら? リストラされてしまったら? などなど、様々な条件を加えるだけで可能であった返済が不可能になりそうですよね。

このように、自身の返済能力を把握することなくお金を借りてしまうと、一生お金に苦しめられる人生が続くことになります。

借りる目的が消費・浪費である

どれだけ利率の良い借金をしていようと、その目的が消費や浪費のためでは「悪い借金」と言わざるを得ないです。

確認ですが、

消費・・・生きるために最低限必要な支出

浪費・・・生きるためではないが使うことで心を豊かにしてくれる支出

とここでは定義します。

資産形成をするなら必ず覚えておこう!投資と投機の違いについて

そして、お金を借りてこれらの行動をするのは愚の骨頂と言えます。

浪費ならともかく、消費も!?と思われた方もいるかもしれませんが、日本という国において人が生きていく上での最低限のお金は公的補助の利用や少しの労働で誰でも得ることが可能です。

わざわざそのためにお金を借りるというのはただの怠惰です。

そして浪費はあくまでも「生きるため」ではなく「心を豊かにするため」のものです。
したがってそれはお金がある時にしかしてはいけない選択なのです。

ですが、多くの方が見栄や誘惑から浪費に走ってしまいます。

「浪費をしてはいけない」とは言いません。ただ、自分の財布と向き合ってよく考えてから行動しましょう。

 

上記3つの特徴を持つ借金は基本的に「悪い借金」ですので、お金を貯めたいのであれば絶対にしないことをおすすめします。

特に闇金リボ払い利息10%を超えるモンスター級にやばい借金です。
自己破産まで行ってしまう方も少なくないので「絶対に」使用しないで下さい。

良い借金の特徴

続いてはいよいよ良い借金についてです。

もし借金をするのであれば、皆さんにはこちらの選択肢を選んで欲しいと思います。

特徴については以下の通りになります。

  1. 投資のための(お金を生み出すための)借金である
  2. 借り入れ金利よりも運用利回りが高い
  3. 自身の返済能力の範囲内で借り入れている

具体的な例としては、

  • 投資用物件購入用の借り入れ
  • 事業用の借り入れ

といったところですね。(具体例が少なくてすいません…それだけ良い借金は少ないということです)

投資のための(お金を生み出すための)借金である

良い借金のための条件は、その借金により「お金が生み出されるかどうか」です。

具体的にいうと、投資に利用するということです。

ただし、FXや株のレバレッジ取引などは安全な投資とはいえないので、今回は良い方には含みません。

「確実に(もしくはそれに近い形で)利益が得られる投資」にのみお金を借りて投資するのが良いでしょう。

借り入れ金利よりも運用利回りが高い

単純な話ですが、10%金利でお金を借りようとも、11%で運用できるのであればトータル1%の利益ですので全く問題ありません。

重要なのは運用利回りが金利をしっかり上回っていることです。

ただしこちらも少し注意しなければならないのが、手数料や諸経費の存在です。

表面上の利回りが上回っていたとしてもコストを含めたらマイナス、ということもあるので気を付けましょう。

主にワンルームマンション投資に多いパターンです。

自身の返済能力の範囲内で借り入れている

こちらもとても重要なのですが、万一何かがあっても返済できる範囲でお金は借りるようにしなければなりません。

借り入れたお金だけを頼るようなやり方は「投資」ではなく「投機」つまりギャンブルです。

過去にギャンブルに莫大な借金をつぎ込み、朽ち果てていった方々は計り知れません。

それだけのデータがある現代で、そのリスクを犯すなんてことは、賢いあなたなら絶対にしないですよね?

借金はあくまでも自分の返済能力を超えてしてはいけないのです。

 

このように良い借金についてまとめると、投資するためのものしかないですね。

もちろん怪しい投資は論外ですので、しっかり判断できるようにマネーリテラシーは身に付けておきましょう。

まとめ

では本時のまとめです。

  • 借金=悪ではない
  • 借金には良い借金と悪い借金がある
  • 見分けるポイントは目的が投資か消費・浪費か、利回りが上かどうか
  • 自分の返済能力を超えた借金は身を滅ぼす

借金=悪という認識を少しは払拭できたでしょうか?

資産を形成する上でも「借金」はマイナスの要素ですので、しっかり気を付けていきたいですね。

 

以上、良い借金と悪い借金についてでした。

このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。

では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。

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