あなたは自分に「行動力」があると思いますか?
「あのとき行動していれば…」「自分にもっと行動力があれば…」
そう考えることはありませんか?
行動力のある人間になりたいけどなかなか実現できない方、行動してみたけどなかなか成果に結びつかない方もいると思います。
ただ漠然と望むだけではこの「行動力」というものは身に付かないのです。
では、「行動力」を身につけるためにはどうしたら良いのでしょうか?
我々の普段の生活の中で意識するだけで変えられることはないのでしょうか?
今回は、実際に「行動力」のある人に共通する習慣やマインドについてご紹介します。
この記事を読むことで、
- なぜ優柔不断が損なのか
- 行動力を上げるためにどうすれば良いか
について知ることができます。
なぜ優柔不断が損なのか?
優柔不断とは「些細なこともなかなか決断することができない」「決定を他人任せにしてしまう」ことで、日本人の多くがこの優柔不断さを持っています。
下記のグラフを見てみるとわかるように、日本人の半分以上が自身の性格を優柔不断と認めています。
では一体優柔不断のどこが損なのでしょうか?
チャンスを逃す
結論から言うと、これが最も大きな損失(デメリット)といえるでしょう。
過去にありとあらゆる分野で成功を収めてきた方々は、間違いなく「チャンス」をものにしてきています。
例えば、投資の神様ウォーレン・バフェットは「投資を始めた」ことで今の地位にまで上り詰めることができました。
サッカー界の天才リオネル・メッシは「サッカーを始めた」が故に世界的に有名なサッカー選手となりました。
つまり、上記の偉人たちが仮にその選択をしなければ、今の結果は生まれていないということです。
優柔不断な性格というのは、自分の前に突然訪れるこのチャンスを逃してしまう大きな要因なのです。
もしあなたに「行動力」があり「その選択を選ぶ」ことができていたなら、あなたは大金持ちになっていたかもしれない…そんな後悔はしたくないですよね。
自分の人生を他人に委ねることになる
自分で決めることができないというのは「他人に決定権を預けている」状態とも考えられます。
それはつまり自分の人生のコントローラーを他人に渡しているようなものです。
自分の人生は自分のものにしたいですよね?
他人にコントロールされる人生なんておもしろくもなんともないですよね?
優柔不断な性格というのは、自分の人生をも大きく変えてしまうことだということを認識してください。
行動力を上げるためにはどうすれば良いのか?
では実際に「行動力」を上げるためにはどうすれば良いのでしょうか。
答えは行動力がある人の習慣やマインドから学ぶことができます。
ここでは、実際に行動力がある人の習慣や共通するマインドについて紹介します。
しっかりと「断る」
行動力のある人は、メリハリがあり、時にはしっかりと断る力を持っています。
逆に、優柔不断な方に共通するのが、何でも自分んで背負い込んでしまうことです。
何かを依頼されたり、何か考えるべきことが発生した時には、
- 今の自分にそれができるのか
- 自分に本当に必要なのか
など明確な判断基準を設けておき、基準を満たさない場合にはしっかりと断りましょう。
そうすることで、結果的にあなた自身の生産性が向上し、仕事や生活に結果としてあらわれるでしょう。
※何が必要で何が必要でないかを判断する方法についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
選択に余計な事を挟まない
行動力のある人は、考えも行動も一貫しています。
なぜそのような行動が取れるのかというと、シンプルな選択方法をとっているからです。
具体的には「感情と数字を切り離して考えている」といったところですかね。
例えば通勤に必要な車を買う際に、一般的な方だと「格好良くて出来るだけ新しい車を出来るだけ安く買いたい」と思うでしょうが、これは感情と数字が混ざってしまっている思考です。
数字だけで考えるのであれば、通勤に使うだけなので「安くて動けばいい」と思考がシンプルになります。
ここに「〇〇さんが格好良い車に乗っているから自分も格好良い車に乗りたい」と感情を混ぜて思考してしまうと選択が難しくなり、本来の通勤用の車を買うという趣旨から外れた選択をとってしまうことになります。
まずは選択に余計な事を挟まないで考えるようにしましょう。
明確なビジョンを持つ
行動力がある人は、明確なビジョンを持っています。
その選択をした際にどうなるのか?ということを真剣に考えれば「どれでも良い」「なんでも良い」という答えが出てくることはなくなりますよね。
自分の価値観や信念を明確にすることで、その行動の先について真剣に見通すことができるようになるはずです。
周囲の目は気にしない
何か周りと違うことをしようとすると、必ずと言って良いほど、周囲の人間からは反対されると思います。
当然です、普通の人は変化を嫌いますからね。
しかしそれらは、自分の挑戦を妨げる最も大きな障害なのです。
成功を掴むためには、周囲の人がやっていないことをする必要があります。
その周囲からの声をシャットアウトする気持ちを身につけましょう。
やるべきことに集中する
シンプルに行動していくためには、自分のやるべきことに集中することが重要です。
例えば、自分の能力に合わない仕事を複数同時にこなすと時間と労力がかかってしまい、結果効率が落ちてしまいます。
逆に行動力のある人は、自分の得意分野に集中して、そこで最大成果を上げます。また、自分の不得意分野は得意な人に任せるなど、仕事をふることもしているのです。
まずは、得意なことで最大成果を上げることを目標に集中して取り組んでみると良いです。
プロセスにこだわらない
行動力がある人は「結果」を求めます。
そこにどんな過程があったかは重要ではないのです。
優柔不断な人はプロセスを重要にするあまり、時間を多く使ってしまうことが多いです。
まずは結果重視で考え、過程に拘らない結果を追い求める方法を取ってみると良いでしょう。
シンプル=優秀ととらえる
人に何かを伝える際、一生懸命説明しようとして説明が長くなってしまうことはありませんか?
それは「複雑=優秀」ととらえる方が多いためです。
ですが実はこれは真逆です。
誰にでもわかるように端的に説明できる方が優秀なのです。
「自分がほしい」を形にする
行動力のある人は、「こんなのがあったら面白いだろう」「自分だったらこんなものがほしい」など、自らが心から望む商品やサービスでビジネスを追い求めます。
まずは他人がどうとかではなく、「自分」がどうしたいのか、何を求めてるのかという直感に従って行動することも大切です。
常識に囚われない
行動力がある人は、固定観念や常識といったものに囚われません。
なぜなら過去に成功してきた偉人たちは、それまでの常識を打ち破って進んできているわけですからね。
逆に常識を疑っている人の方が将来的には成功に近いかもしれませんね。
視野が広い
行動力のある人は、常に広い視野で物事の全体を俯瞰しながら考えているため、新たな行動を生む力が強くなりやすいです。
これはつまり、新たなビジネスチャンスを掴む可能性が非常に高いことを意味します。
現状維持より変化を好む
いつの時代も変化に対応できたものだけが生き残り、変化に対応できなかったものは淘汰されてきました。
それはつまり、現代社会において現状維持という守りの姿勢は生き残れないということを意味します。
常に変化を捉え続け、絶えず試行錯誤を繰り返しながら前へ進むことが大切なのです。
複数のプランを立てる
新たなことに挑戦する際には、出来るだけ多くのプランを立てます。
そうすることで、何か障害が発生しても先に進むことができ、また今まで見えて来なかった新たなプランを生み出すこともあります。
何かに挑戦する際に複数の計画を立てているだけでも自信に繋がりますよね。
リスクを取る覚悟を持つ
投資の世界でもそうだと思いますが、ある程度のリターンを求めたいのであれば、それ相応のリスクを取る必要が出てきます。
行動力のある人はリスクをしっかり把握した上で挑戦することで、成功への切符を手にしているのです。
決して無謀な行動をしているわけではないのです。
自分の中のワクワクを大事にする
ワクワクという感情、つまり「好奇心」は成功をおさめる上で重要な要素の一つです。
要は自分の「知りたい」という欲望ですね。
この欲望に付き従って行動することで、無限のモチベーションを得ることが可能になります。
まとめ
では本記事のおさらいです。
- 行動力を上げることでチャンスを掴みやすくなる
- 意識を変えるだけでも行動力を上げることはできる
以上、「行動力を上げるためにはどうすれば良いのか?」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。