投資について調べるとよく目にする「ポートフォリオ」という言葉。
投資関連の記事では知っていることが当たり前のように進んでしまうことが多いですよね。
そこで今回は投資初心者の方が「何それ?」とならないために、「ポートフォリオとは何か」について解説していきたいと思います。
今回は投資編「ポートフォリオ」についてです。
この記事を読むことで、
- ポートフォリオとはなんなのか
- ポートフォリオの必要性
について知ることができます。
ポートフォリオとは
ポートフォリオとは、投資をする際に購入する金融商品の組み合わせのことです。
組み合わせを考えて購入することを「ポートフォリオを組む」というように表現します。
もともとの語源は、紙ばさみや書類入れという意味だそうで、欧米では紙ばさみに資産の明細書を保管していたことが由来だそうです。
ちなみに似たような意味の言葉で「アセットアロケーション」という言葉がありますが、
- ポートフォリオ=具体的な商品の詳細な組み合わせ
- アセットアロケーション=大まかな資産配分の振り分け
というように覚えておくと良いでしょう。
ポートフォリオの必要性
ではどうして投資について調べると「ポートフォリオ」という単語が必ずと言って良いほど出てくるのでしょうか?
その理由について紐解いていきましょう。
リスクの軽減
投資には必ずリスクが存在します。
しかし、投資商品によってそのリスクは高くも低くもなるのです。
例えば、債券なんかはリターンも低めですがその分リスクも低い金融商品です。
逆にレバレッジを効かせたアクティブファンド(価格変動の激しい株など)は非常にリスクが高い商品というわけです。
ポートフォリオを組むということは、これらの金融商品を組み合わせることで、自分のリスク許容度に合ったリスクをとることができるのです。
要は、リスクの取りすぎが起こらないように数字上でしっかりと出るようにするということですね。
分散が効く
ポートフォリオを組むということは、少なくとも2つ以上の商品を組み合わせることになります。
つまり分散投資をするということになります。
過去に収入の柱を増やすことで人生のリスクを減らすことができるという記事でも紹介したのですが、基本的に収入は分散していた方がリスクが低くなります。
分散投資をする=投資のリスクを下げることになりますので、ポートフォリオを組むことは非常に重要なのです。
投資の見える化
通常何かをお金で買う時には、支払ったお金に対して商品をもらうことができます。
ですが、投資の場合は投資商品というものは多くの場合目に見えません。
そのため、自分がどの商品をどれくらい持っているのか、というのが非常に分かりにくいのです。
しかし、ポートフォリオを組むことで、自分が何にどれくらい投資しているのかがはっきりわかるようになります。
この投資の見える化というのは、自分が思い描く投資の理想に近づけるために大いに役立つのです。
投資をするならポートフォリオを組むのは必須
リスクというのはその分リターンの裏返しとも言えます。
一瞬で10倍に増えるリターンを狙うのであれば、一瞬で10分の1に減るリスクも背負わなければなりません。
そして、人にはそれぞれのリスク許容度があります。
それは投資ひとつとっても一緒です。
だからこそ、自分のリスク許容度に合った投資を選択することが重要なのです。
なぜここまで強く勧めるのかというと、人は投資に限らず、リスクを取り過ぎる傾向にあるからなのです。
「あと1回だけ」と勝負をした賭け事で負けてしまう。
なかなか当たらないくじ引きを「もう一回だけ」と引いてしまう。
あと1000円で当たるかもしれない…とスロットにお金をつぎ込んでしまう。
これらは取り過ぎたリスクの現れです。
要するに見なきゃわからないんですよね。
投資をする上で、小額であれば損失も低く済むのでそれでも良いとは思うのですが、高額になってくるとそうはいきません。
なのでしっかりと管理していく必要があるんですね。
ポートフォリオを組むということがどれほど大切かご理解いただけたかと思います。
まとめ
では本時のまとめです。
- ポートフォリオとは投資する商品の組み合わせのこと
- ポートフォリオを組むことで投資のリスクをコントロールすることができる
- 投資をするならしっかり考えよう
以上、「ポートフォリオ」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。