「給料日前はいつもお金がなくて困っている」
「給料が入ってもクレジットカードの引き落としで残高がほとんど残らない」
そんな悩みを抱えていませんか?
今回はそんな「お金がない」という悩みを抱えている方のために、「お金がない状態になる原因」や「お金がなくなったときにどうしたら良いか」について紹介していきたいと思います。
この記事を読んでわかること。
- お金がない状態になる原因
- お金がない状態の時にできること
- お金がない状態を繰り返さないためにできること
お金がない状態になる原因
世の中にはしっかりできている人もいれば、お金がなくて困っている人もいます。
その人達の違いを聞かれると真っ先に思い浮かべるのが「収入」だと思いますが、実際のところ収入の違いというのはあまり関係ありません。
実は「お金がない」と悩む人には、いくつか原因があるのです。
その原因は主に以下の3つが考えられます。
- 自分の収入と支出を把握していない
- お金を使う計画(予算)を考えていない
- 支払うお金が無いのにクレジットカードを使う
自分の収入と支出を把握していない
お金がない人の特徴として、自分に関わるお金の流れを把握していないことが挙げられます。
例えば、次の行動で当てはまる物はありませんか?
- よく自動販売機でジュースを買う
- 引き出す金額を決めずに銀行からお金を下ろす
- 財布からお金がなくなるとすぐにコンビニのATMでお金を下ろす
- 新作のコンビニスイーツをつい買ってしまう
- 食事は外食で済ませることが多い
- 自分の趣味など欲しいものがあると金額を気にせずに買ってしまう
これらの行動は、「自分の収入がいくらで、支出がどれくらいなのか」をわかりにくくしてしまう、もしくは気にしていない行動です。
これではお金がなくなっていても気づかないですよね。
お金を使う計画(予算)を考えていない
銀行や財布の中にいつもお金がない人の特徴として、「給料=使って良いお金」と認識している方が多いということがあります。
実はこの考えが非常に危険なのです。
みなさんの生活には、毎月必ず引かれる「固定費」と呼ばれるものがあります。
家賃やスマホの通信費、光熱費、税金、保険料などです。
これらの固定費の支払いの財源を確保することなくお金を使ってしまうことで、いつもギリギリの生活を送ってしまうのです。
本来は、給料から固定費の支払い分と貯蓄する分を除いたお金から使う計画を立てなければならないのです。
参考記事:お金持ちになりたければ固定費に気をつけなければならない3つの理由
支払うお金が無いのにクレジットカードを使う
お金が無いという方の中には、何でもかんでもとりあえずクレジットカードで支払いをするという方も少なく無いはずです。
クレジットカードは、ポイント還元があったり、キャッシュレスで現金を持ち運ばなくて良いなど、とても便利なものです。
しかし、計画的に使用しないとつい使い過ぎてしまう傾向にあります。
口座引き落としが翌月以降だからと翌月の給料をあてにしたり、安易にリボ払いに切り替えたりすることで支払いが追いつかなくなり、さらに深い「お金が無いスパイラル」にハマってしまうのです。
参考記事:どれだけ使っても支払いは一定!?魔法の支払い方法「リボ払い」の仕組みとその恐怖について
お金がない状態の時にできること
では自分が「お金がない」状態であることに気づいたときには、どうしたら良いのでしょうか。
まず初めにやるべきことは、「現状把握」です。
項目をいくつか用意したのでそれらを確認してみましょう。
- 自分の手取り給与
- 毎月の固定費
- 自分の貯金
- 所有しているクレジットカードの数とそれらの支払金額(翌月・翌々月の支払い分も)
- 遡れるだけの「先月の支出」
- 所有している全ての銀行口座と入金額
- 自分の資産
上記の項目全てを確認した上で、次のステップに進みましょう。
お金が無い状態を繰り返さないためにできること
現状把握をしたら、その状態から脱却するために行動してみましょう。
下記のガイドラインに沿って行動してみることをお勧めします。
- 今月の予算採りをする(今のお金の流れをしっかり把握できるようにする)
- 固定費分を取り置きしていなければ確保する
- クレジットカードの支払い分のお金を確保する
- 貯金に回すお金を確保する
- 生活の改善を試みる(余計な支出を抑える)
- 固定費の見直し
- 銀行口座の取りまとめ(不要な口座は解約)
- クレジットカードの取りまとめ(不要なカードは解約)
- 来月の予算どりをする(今後のお金の流れをコントロールする)
- 固定費の算出
- クレジットカード支払い分の確保
- 貯金額の確保
- 生活費の確保
- 残った金額は自由に使う
まずは今月の収支がマイナスにならないよう予算採りをしましょう。
どうやってもマイナスになってしまう方は、カードの支払いをリボ払いに変えるのではなく、信頼できる親族の方から少しだけお金を借りて工面しましょう。
(もちろん翌月返金する予算採りをします)
それが済んだら毎月支払うお金を少なくするために行動します。
まず取り掛かるのは固定費の削減です。これが最も効果の出る改革になります。
参考記事:お金持ちになるための第一歩!お金にまつわる5つの力で最も優先すべき力は?
そして銀行やカードは出来るだけ管理しやすい数に絞りましょう。
考えるのが面倒な方は「楽天経済圏」に移動することをおすすめします。
参考記事:年間10万円分お得!?楽天経済圏に移行して暮らしを豊かにする方法
そして改善が済んだら、翌月以降の予算を立てていきましょう。
必ず必要になるお金を確保するところから始め、その後で使っても良い分だけ銀行から下ろして使うようにしましょう。
まとめ
今回は、「お金がない」という悩みを抱えている方のために、「お金がない状態になる原因」や「お金がなくなったときにどうしたら良いか」について紹介しました。
ポイントは、
- お金の流れを把握すること
- お金がない状態を常態化させないこと
この2つだと思います。
将来に備えてしっかりと貯金をするためにも、今のうちから積極的に行動していきましょう。
閲覧ありがとうございました。