ワードでの文書作成、メール送信などといったデスクワークには、素早いパソコン操作が求められます。
多くの方ができるだけ早いキーボード入力をしたいと思いつつも、入力時にキーの位置が分からず、入力に時間がかかってしまって悩んでいる方もいるかと思います。
この記事では、タッチタイピング(ブラインドタッチ)を身につけたい方のために、そのメリットや練習方法について紹介します。
今回は自己投資編「タッチタイピング」についてです。
この記事を読むことで、
- タッチタイピング(ブラインドタッチ)をマスターするメリット
- タッチタイピング(ブラインドタッチ)の練習方法
についてわかります。
仕事効率化に役立てたいという方もぜひご覧になってください。
タッチタイピング(ブラインドタッチ)とは
タッチタイピング(ブラインドタッチ)とは、キーボードを見ることなく入力を行うことです。
一般的にパソコンを利用している多くの方が、キーの位置を確認しながら打っています。
それによりキーの入力精度は向上しますが、「見る→打つ→確認」という工程が発生してしまい。
入力時間は長くなってしまう傾向にあります。
多くの職業やパソコン動作において、求められるスキルの一つでもあります。
タッチタイピング(ブラインドタッチ)のメリットは?
続いてブラインドタッチに、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
メリットは3つ、以下の通りです。
- 作業効率が上がる
- 疲れにくくなる
- キー入力以外に集中できる
作業効率が上がる
タッチタイピングをマスターすることにより、キーの位置を確認することなく正しく入力することができます。
これまで「見る→入力→確認」という工程だったのが、「見る→入力しながら確認」という工程に変化することで、単純に作業スピードが向上します。
特に入力ミスがあった際のリカバリーが圧倒的に早くなります。
一生懸命打ったのに最初の方で間違えていて打ち直し…なんてこともなくなります。
疲れにくくなる
ブラインドタッチを覚えるとキーボードを見ることがなくなります。
それにより上下の目線の移動がなくなるため首や肩、目への負担が少なくなります。
結果、長時間の入力作業を行っていても疲れにくくなるのです。
キー入力以外に集中できる
仕事の中には、資料を見ながら何かを入力することも少なくないです。
タッチタイピングを覚えることで、資料を見ながら入力することができるため、資料を見ることに集中することができます。
それ以外にも、メールの文章を打つ際に、内容を考えることだけに集中することもできますね。
タッチタイピング(ブラインドタッチ)の練習方法・習得方法
ではタッチタイピングを身につけたい方のために、その練習方法並びに習得方法について紹介します。
練習方法その1 無料ツールで練習する
タッチタイピングを練習するツールはいろいろありますが、無料できるツールももちろんあります。
無料ツールで練習するメリット並びにおすすめツールは以下の通りです。
無料ツールのメリット
- 基本に忠実な練習ができる(変な癖がつきにくい)
- 無料で自己投資の勉強・トレーニングができる
- ゲーム性があるものが多く楽しみながら練習できる
おすすめ無料ツール
ホームポジションの確認から練習ができます。
検定モードもあるので実力を試すこともできます。
ノーマル版もありますが、こちらはフラッシュプレーヤーがなくてもできるようになっているためおすすめです。
回転寿司のお寿司が回り切る前に入力するというシンプルなゲームですが、タイプミスや1秒あたりの平均タイプ数などの結果も出るのでわかりやすいです。
練習方法その2 普段の入力作業で練習する
普段の入力作業から練習するという方法もあります。
やり方は超シンプルで、「入力の際にホームポジションを確認したらそれ以降は一切キーを見ないで入力する」だけです。
例えばワードで文書を作成する際やメールで文章を打つ際などにできますね。
最初は入力スピードが遅かったりタイプミスが多かったりでストレスがたまるかもしれませんが、頻度にもよりますが意識して行うことで1週間程で見なくても正確に入力できるようになります。
注意点
- 最初はスピードよりも正確性を重視
- どれだけミスしても絶対にキーを見ない
習得方法ポイント1 ホームポジションを覚える
キーボードに最初に指を置く位置のことを「ホームポジション」と言います。
タッチタイピングはこのホームポジションからの指の動かし方を覚えることで、スムーズな入力を行うことができるようになります。
ホームポジションでは、上の図のように指をキーの上に置きます。
まずは、キーボードのホームポジションに指を置いてタイピングする習慣を身につけましょう。
習得方法ポイント2 キーボードは絶対に見ない
入力をしているとどうしてもミスが起こってしまい、間違えないようにとキーを見てしまう方も多いともいます。
しかし、タッチタイピングを身につけるためには「絶対にキーボードを見ない」ことが重要になってきます。
目線はパソコンのモニターに向けましょう。
習得方法ポイント3 スピードよりも正確さを重視する
タッチタイピング=素早い入力というイメージが先行してしまい、練習段階からスピードを求めてしまいがちですが、実はこれが習得の妨げになっている場合が多いです。
そのため、まずはとにかく「間違えずに入力すること」を意識するようにしましょう。
スピードは後からいくらでもついてきますが、変な癖がついてしまうとそれを治すのにはかなりの時間が必要になってしまいます。
習得方法ポイント4 姿勢を意識する
タッチタイピングを習得する目的の一つに、「疲れにくくなる」というものがあります。
その目的をしっかり果たすためにも、入力時の姿勢にも気を遣いましょう。
意識ポイント
- モニターの高さは目線と同じが理想
- モニターとの距離は40cm以上
- 背筋は伸ばす
- 肘は90度程度曲げる
習得方法ポイント5 毎日練習する
タッチタイピングをできるだけ早く習得したいのであれば、毎日練習することをおすすめします。
技能の習得は、反復練習することで技術の定着が早くなり、逆に習得前に間を開けてしまうと取り戻すのにさらに時間がかかってしまうようになっています。
少時間でも良いので毎日継続して練習するいしきを持つと良いでしょう。
まとめ
本記事のまとめです。
- タッチタイピング(ブラインドタッチ)とはキーボードを見ないで入力する技術
- 習得することで作業効率化、疲労現象などのメリットがある
- 練習は毎日行い、絶対にキーボードを見ないことが上達するコツ
以上、「タッチタイピング」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、閲覧ありがとうございました。