みなさんは「タックスヘイブン」という言葉をご存知でしょうか?
税金があまりかからない場所としての意味で使われることが多いですが、一体どのような仕組みで税金を安く済ませているのでしょうか?
また、そもそもそんなことが国際的に認められているのでしょうか?
そこで今回はその疑問を解決するべく、タックスヘイブンについて超簡単に、かつわかりやすく解説していきたいと思います。
こんにちは!めしーだです!!
今回は税金編「タックスヘイブン」についてです。
この記事を読むことで、
- タックスヘイブンとは何か
について知ることができます。
タックスヘイブンとは?
タックスヘイブンとは、英語で「税金」(Tax)の「避難所」(Haven)という意味を表す言葉です。
Heaven(ヘブン)とは違いますのでお間違いのないように…
現在では「租税回避地」「低課税地域」「税金避難所」などの意味で使われています。
税金がかからない!or税率が極めて低い!
タックスヘイブンの特徴として、法人税や所得税、配当や利子への税金などが全くかからない、もしくは極めて低い税率であることが挙げられます。
代表的な場所として、
- バージン諸島
- ケイマン諸島
- バハマ
などが挙げられます。
島国が多い印象ですよね。
これら島国では、広大な大地を持つ国々と比較しても有力な産業が育ちにくいため、税金を下げることで外から企業を誘致することに力を入れてきた一面があります。
結果、富裕層が税金対策のためにタックスヘイブンで企業を立ち上げ、資産を移すようになったというわけですね。
税金の負担がほとんどないので、大企業や富裕層などにとっては天国のような場所ともいえますね。
国際的にはあまりよく思われていないことも
実はタックスヘイブンは、国際社会からは不透明なお金の流れを助長しているという指摘もあります。
具体的には、脱税やマネーロンダリングの温床になっていると批判されています。
マネーロンダリングとは資金洗浄とも呼ばれ、「犯罪などによって得られた資金を、複数の銀行口座を通したり、何度も換金などの取引を繰り返すことで、資金の出所をわからなくすること」です。
また、「ペーパーカンパニー」と呼ばれる、書類上には住所として記載されているものの、実際のその場所にはオフィスがなかったりする会社もあったりします。
これらもタックスヘイブンがあまり良いと思われない要因の一つですね。
タックスヘイブンは違法?
世間では何かと叩かれることの多いタックスヘイブンですが、果たしてそれは法的に問題のあることなのでしょうか?
結論から言いますと、「違法ではないがあまり良くは思われない」といったところですかね。
国ごとの税率の違いをうまく利用した節税手法ではあると思いますが、如何せんその知名度が高くなり過ぎてしまったこと、人は他人がずる賢くやっていることをあまりよしとしない事などが原因で、大々的に行うのはあまりお勧めできませんね。
もし、タックスヘイブンを利用するようなことがある場合は、上手にやる必要があるでしょう。
まとめ
では本時のまとめです。
- タックスヘイブンとは「税金避難所」の意味で使われる言葉
- バハマ、ヴァージン諸島、クック諸島などが有名な例
- 国際的にはあまりよく思われていない
以上、「タックスヘイブン」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で失礼します。
閲覧ありがとうございました。