みなさんはREIT（リート）という言葉を聞いたことがあるでしょうか？
これから投資を始めようとしている方で知らないのであれば、覚えておいた方が良いです。
もうすでに知っているが詳しくはわからないという方はもう少し詳しく知っておいても良いかもしれません。
そこで今回は、REITとは何なのか、またその仕組みについて解説していきたいと思います。
こんにちは！めしーだです！！
今回は投資編「REIT（リート）」についてです。
この記事を読むことで、
- REIT（リート）とは何か？
について知ることができます。
REIT（リート）とは
REITとは「Real Estate Investment Trust」の略です。
ざっくり説明すると「不動産版投資信託」です。
多くの人からお金を集め代表者（ここでは運用会社）が不動産を購入・運用し、得られた利益を皆に分配するという投資商品になります。
※投資信託について知りたい方はこちらを参照してください。
関連記事：投資信託って何？
ちなみにこのREITという仕組みはアメリカで生まれました。
そのため日本のREIT
は、頭にJAPANの「J」をつけて「J-REIT」と呼ばれたりしています。
以下投資信託協会公式サイトより引用
J-REITは、多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。不動産に投資を行いますが、法律上、投資信託の仲間です。
REITのメリット
REITの主なメリットは以下のとおりです。
- （一般的に）利回りが株式よりも高い
- 少額から投資が可能
- 不動産の選定・運用・維持管理・賃貸募集などの手間がかからない
- 分散投資でリスク軽減
（一般的に）利回りが株式よりも高い
REIT（リート）は一般的に投資商品の中では、「ミドルリスク・ミドルリターン」の手法であると言えます。
そのため、債権や株式よりは利回りが高いと言われています。
（あくまで一般的にの話です）
少額から投資が可能
REIT（リート）は投資信託と同様、少額から投資ができるというメリットがあります。
通常不動産投資は、まとまった資金が必要になることが多い中、少額から不動産に投資ができるというのも人気のポイントです。
不動産の選定・運用・維持管理・賃貸募集などの手間がかからない
大家になると、その分家賃収入等でかなりの高利回りを出すこともできますが、管理などの手間がかかります。
REIT（リート）は専門家が運用や購入を行ってくれるため、それらの知識を持たなくても投資できるというメリットがあります。
分散投資でリスク軽減
投資の世界では「分散＝リスク軽減」と認識されています。
REIT（リート）は色々な物件に少額ずつ分散して投資しているため、どこか一つの物件で何かトラブルがあったとしてもほとんど影響しません。
REITの利回り
REITの利回りは、大体３〜６％くらいと言われています。
※2020年５月現在では４.３％です。
REITのデメリット
REITの主なデメリットは以下のとおりです。
- 上場廃止の可能性
- 投資法人が倒産する可能性
- 配当金の減少
上場廃止の可能性
REITの場合、株式と同様上場廃止になる可能性も秘めています。
そのためそれまで保有していた投資信託の値段が一気に下がる可能性もあるというわけです。
投資法人が倒産する可能性
不動産を実際に購入・運用している会社が倒産してしまえば、保有していた投資信託が紙切れ同然になることもあります。
配当金の減少
配当金は毎年同じ金額支払われるわけではありません。
増配する可能性もありますが、もちろん減配することもあります。
まとめ
では本時のまとめです。
- REIT（リート）とは不動産の投資信託
- ミドルリスクミドルリターンの商品と言われている
以上、「REIT（リート）」についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、実際に行動を起こしてくれる方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で失礼します。
閲覧ありがとうございました。
