こんにちは!
めしーだです!!
今日はお金を増やす力編、
個人投資家の諸先輩方による個人投資家のためのイベント、
Fund of the Year 2019について解説していきたいと思います。
- 1 Fund of the Year 2019とは
- 2 ランキング
- 3 特徴と解説
- 3.1 第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー 三菱UFJ国際投信
- 3.2 第3位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 3.3 第4位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 3.4 第5位: eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- 3.5 第6位:楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 3.6 第7位:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
- 3.7 第7位:グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
- 3.8 第9位:バンガード トータル ワールド ストック ETF(VT)
- 3.9 第10位:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
- 4 これから投資を始めたいと思っている方へ
Fund of the Year 2019とは
投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーの方々。
投資信託の事情通である諸先輩方が支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーの方々が投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」という、我々個人投資家初心者にとっては究極の神イベントです(語彙力なさ過ぎてすいません…)。
投票については2019年11月1日から30日まで行われ、その結果は、2020年1月18日土曜日のイベントで発表、あわせて上位受賞ファンドの運営企業をお呼びして表彰式を行われました。
イベントにはブロガーかどうかに関わらず、関心のある方ならどなたでもご来場いただけるということで多くの参加者が集まったみたいですね。
以下公式サイトのリンクです。
ランキング
早速ですがランキング発表からしたいとおもいます。
第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー 三菱UFJ国際投信
第2位: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
第3位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
第4位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
第5位: eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
第6位:楽天・全米株式インデックス・ファンド
第7位:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
第7位:グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
第9位:バンガード トータル ワールド ストック ETF(VT)
第10位:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
という結果になりました。
驚きなのが、上位5位中4つがeMAXIS Slimという結果になったことです。
eMAXIS Slimシリーズは業界最安値の手数料で提供することをうたっていることもあり、絶対的な信頼を勝ち取ったということになるのかもしれません。
私が以前おすすめさせていただいた楽天・全米株式インデックス・ファンドも6位にランクインしていました。
特徴と解説
ではここでそれぞれのファンドについて解説していきたいと思います。
第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー 三菱UFJ国際投信
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、これ1本で日本、先進国、新興国株式に時価総額比率で超低コストで投資できる安心の全世界株式インデックスファンドです。
それでいて手数料も安い(年率0.1144%(税込)という低コストを実現)ため、初心者向けの投資信託の決定版と言える商品です。
唯一課題を挙げるとすれば、いまだにiDeCoでの取り扱いが無いということですかね。
第2位: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、日本にいながらS&P500に対して容易に投資出来ることに加え、他のインデックス商品に対抗して、自動追尾ミサイルのごとく低コストを実現し続けてくれる商品です。
信託手数料も最安値クラス(0.088%)となり、なおかつ運用資金も大きいので、今後も安心して購入出来る投資信託だと思います。
超低コスト、指数への連動も良好、コスト最安継続に期待できます。
第3位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
定番の先進国株式インデックスファンド。
運用コストを継続的に見直して、2019年にも信託報酬を引き下げていることや、順調に純資産残高を増やして500億円以上になり、さらに信託報酬が下がることも期待できることも人気の理由です。
信託報酬率は0.0999%と業界最低水準です。
第4位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
日本のインデックスファンド低コスト化のパイオニアファンドです。
過去のFund of the Yearで1位になったこともあります。
低コストで先進国株式に投資することができます。
信託報酬も先進国株式インデックスではeMAXIS Slimと並び低コストを実現しています。
ETFではない一般的な投資信託としては初の、「信託報酬0.1%未満」を発表した功績は偉大で、根強い人気があります。
第5位: eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
低コストで手軽に分散投資ができるところに魅力を感じるファンドです。
つみたてNISAやiDeCoに対応しているのも◎。
これ1本で日本を含む世界中の株式、債券、不動産に投資することができて、資産形成の悩みを解決してくれます。
第6位:楽天・全米株式インデックス・ファンド
手軽な米国全体への投資と低コストが魅力的。
米国の上場企業ほぼすべてに投資できるのも◎。
楽天経済圏の方にメリットのあるファンドになっております。
第7位:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
古くから定評のあるファンド。
これ一つで国際分散投資することができます。
現状では相対的にやや高コストになってしまいましたが、広く分散され、また運営理念のしっかりした銘柄。
ユーザー教育にも力を入れていて、手間はあまりかけたくないけどある程度金融リテラシーのあるorこれから勉強する意欲がある人には先に進む自信が付くまでのステップとして勧めたい銘柄となっています。
第7位:グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
レバレッジバランスファンドのパイオニア。
世界に広く分散されたアセットに適度にレバレッジをかけた、レバレッジバランス投資信託です。
つみたてNISAは非対応。
複雑な投信であるがゆえ、リスクがわかりづらくなっている部分も…
手数料も控えめ。
第9位:バンガード トータル ワールド ストック ETF(VT)
全世界株式の本家ともいえるファンド。
大型株のみならず中小型株もふくめた全世界株式に、経費率 0.09%で投資できます。
しかもこの経費率は日本の消費税増税の影響を受けません。
第10位:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
出来たばかりのファンドですが、税込信託報酬0.10%割れを初めて実現。
新規設定されたSBI証券とバンガード初の共同ブランドファンドであり、投資対象が同じ、業界最安値の信託報酬を目指すと宣言している eMAXIS Slim S&P500 の追随への流れをつくったファンドでもあります。
11位以降については以下を参照。
これから投資を始めたいと思っている方へ
これから投資を始めてみようかな?と思われている方は、一度公式サイトの解説を読まれることをおすすめします。
とりあえずすぐ買いたいという方は、eMAXIS Slimシリーズであれば失敗しないのではないかと思います。
インデックス投資のやり方については過去の記事で紹介していますのでそちらをご覧ください。
以上、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019についてでした。
このブログを読んで少しでもお金に関する知識に興味を持ってくれたり、行動をおこす方が増えたら嬉しいです。
では今回はこの辺で、
閲覧ありがとうございました。